![]() |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2000年07月の日記
●「Lシリーズ豪華パック」 7月31日(月) 曇りL3は、容量的にものすごく大きい。だから、Webからの ダウンロードは難しそう。 そこで、通販という方法も検討せざるを得ない。 どうせ通販するなら、CD-ROMにも、L1,L2,L3の他、 メタセコイアや自動作曲システムも収録したい。 またL2の作品も入れたい。 それなら、作品はビデオ化して、ついでに操作解説 映像もビデオに収録する。 さらに、紙のマニュアル以外に、映像制作のコツを 解説した本も作りたい。 ということで、CD-ROM、ビデオ、マニュアルの 豪華パックを作ったとしたら、値段はどのくらいが よいだろう? たぶんここまですると採算が合わない。が、逆にいえば、 どんなパックがどんな値段なら、よいだろうか? 希望があれば、BBSに書いてください。 (なお、代引きサービス量、郵送料で約1000円) ●「OB会」 7月30日(日) 晴れ時々曇り大阪大学コンピュータクラブの関西OB会に 参加する。未だに関西在住の人も少なく、 急な企画だったので、参加者は20名ほど。 その大半がDoGA関連者ということもあって、 私にとっては、懐かしいという感じのしない (今でもよく会っている)OB会だった。 ●「L3のマニュアル」 7月28日(金) 曇りL3の仕様書をベースにマニュアルの制作に入る。 あまりの量に、ふと気が遠くなる。 果たしてコミケには間に合うのか? ●「素材データベースをOPEN」 7月27日(木) 曇りCGアニメ制作のときに役に立つCG素材を集めたデータベース がオープンした。 当ホームページのトップページの「PROGRAMS」の「CG素材 データベース」からリンクしている。 とはいっても、まだほとんど揃っていない。今後、少しずつ 増やしていきたい。 詳しくは、 http://www.doga.co.jp/~kama/newspaper/ 「DoGA新聞1:Web上の新サービス」をご覧ください。 そして、CG素材をWeb上で公開されている方は、ぜひ、 kamaty@anet.ne.jp までご連絡を。 ●「コミケは12日東キ-15b」 7月26日(水) 曇り・どなたか、DoGAの対コミケ前線基地を提供していただけ ないものでしょうか? 例年、たくさんの段ボール箱を積んで、大阪から車で行くが、 盆の渋滞でものすごく大変。 そこで、12日(土)当日、車でコミケに行く方を募集。 事前に、荷物をその方の家に郵送しておき、当日の 朝合流して、車で会場に! んな、都合のよい話があるかいな。 ●「MMCA交流会は散々?」 7月25日(火) 雨・昨日欠席したMMCA交流会のレポートがYさんからある。 なんか、完全に外した企画だったらしく、Yさんは立腹。 ・L3のマニュアル作成、Oh!Xの原稿、TECHWINの原稿等々 いろいろ仕事が重なっているが、とりあえず雑用を片づける。 しかし、雑用中に次ぎの雑用が発生し、一向に減らない。 いやむしろ増えている。 ●「ドタキャン」 7月24日(月) 曇り今日は、通産省(MMCA)の交流会。 と思っていたら、昨夕急にうさ子が高熱を発し、急遽欠席に。 (うさ子だけならともかく、2才になる乳幼児もいるので) いろんな人に会えると思っていたが、残念。 (Yさん、Kさん、後はよろしくお願いします。) 今日からL3のマニュアル制作に入る。 ●「暑い」 7月23日(日) 晴れ・MMCAの交流会に行く用意をする。 ・暑い。大阪が九州や沖縄よりも暑いのは納得がいかない。 ●「Oh!X用原稿」 7月19日(水) 晴れ・昨日から本格的にOh!Xの記事を書き始める。 いったい次のOh!Xはいつ発売されるのだろう。 編集部から言われていた原稿の締切は5月の 連休明けなのだが。 ・事務所に出る前に、“仕事を始める前に、至急 処理しないといけないこと”をメモすると、 14件あった。いきなり脱力。やる気をなくす。 ●「BGMジェネレータ対AutoComp」 7月18日(火) 晴れ・昨日、松下のBGMジェネレータを開発した小谷君と フリーソフトのAutoCompを開発した勝田さんが来た。 それぞれの解説、対談などをしてもらい、Oh!Xの 記事にするのが目的。詳しくは、Oh!Xを待て。 BGMジェネレータは、結構まともな曲ができて なかなか面白い。ただ、いくつか問題点もある。 今後が楽しみな製品。79800円で明日7月20日発売。 ●「MMCA交流会通る」 7月17日(月) 曇り・MMCA(通産省)が募集する人材育成型コンテンツ事業の 人材交流会への参加に許可が出た。 何度も言うが、この件はもし通れば作家達に恩恵がある ので、申し込んだが、とっても負担になるし、お役人の 相手はとってもストレスが溜まるので、心の中では 審査に落ちることを願っていた。 L3の仕上げ他、ちょっと仕事が多すぎて、対応できない。 ●「夢枕」 7月16日(日) 晴れ夢枕にOh!X編集部の(U)さんが立ち、 原稿を催促される。 ●「「やゆよ」の秘密」 7月14日(金) 曇りATRの仕事の関係で、最近合成音声の専門知識を勉強することが 多い。今日はそんな話。 日本語の場合、母音は「あいうえお」の5つで、それに「k,s,t,n,…」と いった子音を組み合わせて音を形成していることはよく知られている。 例えば「か」という音は、最初に「k」という子音の音があり、後半は母音の 「あ」だ。文字通り「か」=「ka」なわけだ。 同様に「さ」=「sa」で、「た」=「ta」なのだが、合成音声では子音の 「y」、つまり「や、ゆ、よ」が存在しない。それはなぜか? 実は、 「や」という音は、短い「い」に「あ」がくっついた音、つまりある種の 母音だというのだ。 確かに言われてみると、「いあ」の「い」を短くすると、「や」になる! 少し話がそれるが、同様に「みゃ」の「my」という子音もない。これは、 「みあ」が「mia」であり、「ia」の部分が「や」に聞こえるだけと推測 できる。 つまり、「みゃ」と「みあ」は、タイミングや音の混ざり具合の違いは あっても舌や唇の動きはまったく同じというわけだ。 さてここで、小学生以来の長年の謎が解ける。なぜ、「か」行や「さ」行が 5個あるのに対して、「や」行は3つしかないのか? 「や」の正体が 「ya」ではなく、「ia」なのだから、「や」行のイ段の音「yi」は、 実は「ii」、すなわちただの「い」に過ぎないのだ。 「おおっ、なるほど!」と感心した方も多いと思うが、同時にすぐ新たな 疑問が生まれる。では、「や」行のエ段の音「ye」はどう説明するのか? さらに「わ」行が1つしかないのはなぜか? 長くなってきたので、その話はまた今度。(笑) ●「ATR打ち合わせ」 7月13日(木) 曇り・ATRへ行って、ツールの打ち合わせをする。 文句の付け所がない仕様書を持参しての打ち合わせ だったので、1時間以内に終わると思っていたが、 思い違い(主に初耳)も多く、結局1日仕事に。 仕様も大幅変更。 ●「労働組合」 7月11日(火) 曇り某出版社から、CGAコンテスト入選者に片っ端からメールが いったらしい。今度DVD付きの書籍を出すから作品を提供 してくれと。 別にその必要はないのだが、DoGA自体には連絡はない。 でも、CGアニメ作家ネットワークを運営しているので すぐ分かる。 とりあえず、Yさんが代表として条件などを交渉することに。 こういうとき、出版社と一人の作家が交渉すると、出版社が 「この条件です。イヤなら他の作家に頼みます」と言われれば お終いだ。でも、作家団体として、作家側から「この条件で ないと、我々ん十人はこの企画に参加しません。」と言える。 作品の保護、作家の地位向上のためには、作家の労働組合が 必要だと思う。 ●「ATRの仕様設計」 7月10日(月) 晴れ・ATRから五月雨式に機能追加を要求されても困るので、 先に仕様書を制作することにする。 開発期間2ヶ月ほどのツール。L3なんかと比べると とっても単純なので仕様設計もサクサク進む。 細かいことは省略して書いているが、それでも10P。 ちなみにL3の仕様書は、L2と違う点だけ書き出しても、 厚さ1cm以上になる。 ●「自動BGM作成装置」 7月8日(土) 曇り昨日の新聞に、松下電器から自動BGM作成装置なる ものが発表されていた。「楽しい」などのイメージを 与えると、適当なBGMを作ってくれるとある。 この装置を企画・開発したK君は、元DoGAのスタッフ というか、現在もCGAコンテストで著作権上問題のある 曲の差し替えをやってくれている。そう、まさにこの 装置は、CGAコンテストのために生まれてきたような 装置だ。 今度、K君がこの装置を持って、DoGAに実演しに来て くれるという。詳しいレポートは、Oh!Xの記事にする予定。 ●「ATRとMMCA」 7月7日(金) 曇り・ATRのツールの仕様書を仕上げたいが、 不明な点を質問するたびに、「そうですね、 じゃぁ、そういう機能も用意しておいてください。」 とどんどん増えていく。でも、見積もりも納期も そのまま。(怒) ・MMCA(通産省)の申請書を書く。 某所からのアドバイスによれば、通産省の場合、 新規性がポイントになるそうだ。 要するにまともな提案はすべて却下され、 非常識で役に立たないアイデアが採用されるとか。 う〜ん、今までDoGAが採用されない訳だ。 ●「交流会の申請」 7月6日(木) 晴れ・通産省の「人材育成型コンテンツ制作事業」とやらに 応募することになる。DoGAとしては、お役人の相手は とってもイヤだが、うまく通れば作家のためになるはず。 まず、交流会とやらの参加申請書を提出しないといけ ない。その用紙の説明書を読んで、これまたお役所的 内容にむかつく。 例えば 「人材に求めるアイデアの概要」の記入欄の説明は 「アイデアの概要を具体的・簡明に記述する」だけ。 〆切は明日。 ●「飲み会」 7月4日(火) 忘れた・(株)アルカディアの方々が打ち合わせに来る。 その後飲み会。アルカディアの方がクライアント なのに、おごってもらう。 ふっ、そうさ。DoGAには接待費なんてないのさ。 ●「合成音声ツール」 7月3日(月) 忘れた・ATRからだいぶ前に依頼された合成音声ツールの 仕様を検討する。 お仕事とはいえ、DoGAの活動というか、CGと全然 関係ない。(こうして儲けたお金で、DoGAは慈善事業を 行っている。) しかし、資料なども訳の分からない専門用語ばかりで まず合成音声学についての勉強から始める。将来なにかの 役に立つのだろうか? |