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DoGA日記 2004年11月5日 「弁護」 に対する返信記事の投稿
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> イラクで殺害された人質について、 > 政治とか、戦争とかは、ちょっと横においといて、 > 個人的に別の視点で弁護を。 > > 個人的な視点とは、“旅人” > 私は、趣味で、世界20ヶ国ほど旅をしてきた。 > それもパックツアーではなく、いわゆる貧乏旅行。 > > 例えば、中国の奥地、タクラマカン砂漠の火炎山を > 一人で横断したこともある。最寄りの街のトルファンから > タクシーで100kmぐらい砂漠を走り、麓の遺跡で降ろしてもらう。 > そこから先は、外国人の立ち入り禁止区域。タクシーの > 運転手は危ないからやめろというのを振り切り、帰って > もらう。帰りの交通手段は確保されていない。食料は > チョコレートと水500mlだけ。砂漠だから、日中は40度、 > 夜は零下20度ぐらいか。だから、日没までに > トルファンまで戻れないと、たぶん、いや間違いなく死ぬ。 > > つまり、無謀という点では、根本的に差のない行為も > 何度かしてきた。それから得られた経験としては、 > “人間、ちょっとやそっとでは死なない”、“成せば成る”、 > “案ずるより産むが易し”などである。これらは、DoGAの > 活動にも生かされている。(笑) > > 実際、上記の火炎山横断も、徒歩の横断をあきらめて > きたころに、ゾウ族のロバ車隊がやってきたので、強引に > 乗り込み、昼飯などをごちそうになりながら、優雅に横断を > 果たす。その直後、タクシーを降りてから始めて見た > 車が、トルファン行きのバスだったので、それに乗って > 帰った。昼の3時頃には、ホテルで昼寝をしていた。 > そんなもんだ。 > > 今まで、旅先で無謀なことを、10や20してきたけど、 > 少なくとも、今までに死んだことはない。 > > いや、もちろん、それはたまたま運が良かっただけと > 言われれば、そうかもしれない。逆の例としては、これも中国 > だが、観光地の鍾乳洞に、観光客の団体やガイドさんと > いっしょに入るという、何の危険も無さそうなことで、 > 命を落としそうになったこともある。 > > うまい例えが見つからないが、この種の旅は、目隠しで > 崖の近くを歩くような面がある。やってみれば結構歩ける。 > 50歩進んで全然大丈夫だった。あと5歩ぐらい大丈夫だろう。 > あと2歩ぐらい…。そして、ダメなときは、いきなり、何の予告も > 無く落ちる。 > さらに、何歩進めるかは、運不運にかなり左右される。 > 500歩進んでも大丈夫なこともあれば、10歩めで落ちることも。 > > 彼は、イスラエル、ヨルダンまで来て、もう1歩ぐらい大丈夫 > だと思ったんだろう。実際、今、日本人が20ドル持って > イラクに入っても、10人中9人までが、無事出てこれると > 思う。“戦争とか言ってるけど、全然平和だったよ。 > 銃声なんか、一度も聞かなかった。さすがにバクダットは > 行ってないけどね。”とか、帰国後、友人に土産話をするだろう。 > > 最後の1歩、これは本当に分からない。最後の1歩を踏んだ > 人しか分からない。 > 私も、どのくらいのところまで行ったのかは、知る術もない。 > まだ100歩以上残っていたのか、あるいは数歩だったのか。 >
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