よみもの

最近、国際化が激しい。

昨年10月に、イタリアで講演して、
昨年11月は、フランスの訪問団が来て、
今年１月は、フィンランドの大学の研究者の方々。
今日は、シンガポールの大学の方々、
６日は、オランダの大使館の方々、
８日は、フランスの方々と会う。
また、中国に行く話が２、３件。

しかも、８日のフランスの件、午前に１件、
午後に２件、全部別件で別の方。
１日に３件フランスからアポが来るって、
すげー確率！

さて、本日いらっしゃったシンガポール大学の方は、
何か日本で行われたデザイン系のコンテストで
グランプリを受賞されたとかで来日。そのついでに
DoGAを訪問されたとか。

そのグランプリ受賞作品を見せて頂いたが、
外見は２本のストローのような棒に過ぎない。
ただ、内部にGPSを内蔵しており、その２本が
お互いの位置を関知し、お互いのいる方向に
クネッと頭が曲がるようになっている。

恋人同士が１本ずつ持っていると、いつでも
相手のいる方角が分かるというわけ。おもしろい！

ただ、この話を聞いたとき、おがきちか氏の漫画
「Landreaall(ランドリオール）」を思い出す。６巻の始めの
方に、魔法の石（小さな水晶玉）が出てくるのだが、
この石、ペアになっており、引き離すとお互いが引き合って
相手のいる方向の部分が変化するというもの。

この漫画はファンタジーで魔法の石だが、
シンガポールの方は、現実で技術だ。

そこでさらに、アーサー．Ｃ．クラークの言葉を思い出す。
“高度に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない” 

まさしく！

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