TOP PAGE
BBS
LINKS
FreeTalk BBS
EDUCATION BBS
↑上や←左のタブでコンテンツを選べます
「イタリア報告(ドロミテ編:後半)」DoGA日記 2006年11月2日 に対する返信記事の投稿
タイトル:
名前:
メールアドレス:
ホームページ:
本文:
> まず、敗因の一つは前日時計を壊してしまい、時間が分からな > かったこと。もう、1,2時間は歩いたはずなのに、展望台らしき > 赤い屋根の小屋はまだ少し先。写真を撮るために、あちこち > 寄り道していたとはいえ、私の足腰もずいぶん弱ったものだと > 嘆く。 > > http://doga.jp/~kama/italy/Italy04.jpg > (目指すはあの赤い屋根の小屋) > > …いや、何かおかしい。 > こんな道、ベビーカーで行ける訳ないじゃないか。 > もう一度、ガイドブックをよく読んでみる。 > > 前後の文から類推するに、 > “初心者コースといえども、途中から本格的な山道になる。 > 小一時間ほど歩けば、三つの頂がよく見える地点まで行けるので、 > ちゃんとした装備のない観光客はそこで引き返すこと” > ということらしい。 > > そんな地点、とっくの前に通過しているっちゅうねん。 > > ちゃんとした装備どころか、水も食料も最低限しか用意してない。 > でも、もう全体のコースの1/3は過ぎてるし、ここで、同じ道を > すごすご引き返すのもシャクだ。ええい、もう、一周回ってしまえ! > (よい子はマネをしてはいけません) > > 結局、赤い屋根の小屋についた時には、3時間を経過していた。 > そして、このときすでにヒザに違和感が出ていた。 > だが、この小屋の向こう側に、美しい池が見えていたので、結局 > そこまで行く。 > > さて、反対側の帰り道、どんどん険しくなっていき、つづら折りの > アップダウンが続く。日頃の運動不足がたたり、最後の方では完全に > ヒザを壊してしまい、もうほとんど足が曲がらない状態。 > > この時点で、当初の計画は完全に破綻している。どうみても、登山口 > まで戻るのが精一杯。村まで下りるのは絶対に不可能。 > 第一、途中で日が暮れてしまう。(こうして人は遭難していく) > > 残る手段としては、登山口まで車で来ている他の登山者に村まで > 乗せてもらうこと。 > とはいっても、他の登山者に会うのは、1時間に1回ぐらい。その > 登山者が同じ登山口まで戻る保証も、車で来ている保証もない。 > > 帰り道、二度ほど登山パーティーに会うが、私をスタスタと追い越し、 > はるか前方に消えていく。もう、前にも後ろにも、見渡す限り人影は > ない。 > > とはいっても、少しでも可能性を高くするためには、できるだけ早く > 登山口まで戻らないといけない。そこに車が1台もなければ、あまり > 芳しくない結果が待っている。(出発の時点では1台しかなかったし) > ヒザが痛くても、休むわけにもいかず、ひたすら歩く。 > > すると、登山口が見えてきたころ、他のルートとの合流地点があり、 > そこでオーストリアから来たという8人の年配のパーティに会う。 > “車で来てたら村まで乗せて”とお願いしたら、“ああいいよ。 > どうせコルティナも通るから、ホテルまで送ってやるよ。”とのこと。 > > うんやっぱり予定通りだ。全然大丈夫だ。 >
確認のため、左記文字列を入力してください
削除用パスワード: