よみもの

先月中旬の話だが、今年２回目の産業協力
情報授業を行って来た。

その授業の後、先生達との懇談会を行ったの
だが、そこで指摘されたEシリーズの問題点、
“授業を行った後、採点の仕方が分からない”

採点？　何それ？

なんでも、授業として行う以上、単位の認定の
関係もあって、必ず合理的で客観的な採点を
行わないといけないそうだ。

でもって、議論した結果、生徒が制作した物体に
対して、使用したパーツの種類や数、拡大や回転の
量に応じて、自動的に点数が表示されるツールが
欲しいといういことに。

確かに、技術的には可能だ。でも、そんな教育って
なんか変だ。（そもそも、その点数計算方法で
よいかという問題はおいといて）

我々が教育機関にＣＧアニメ入門ソフトを無償で
配布しているのは、なにも全員が全員、ＣＧアニメを
作れるようになってもらう為ではない。

あるメディア、自己表現方法、将来などの選択肢の一つ
として、こういう方法があるということを体験してもらう
為だ。

興味を持った子供はこれをきっかけに本格的に初めて
欲しいが、興味が無ければ別にそれでよい。興味が
ないというのも立派な選択肢であり、決して悪いことでは
ない。

何か釈然としない。

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