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降下出撃の習作:改

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作者:sin16 (ホームページ)
使用ソフト DOGA-L3
その他使用ソフト TMPGEnc AVIスプライサ(仮)
作品解説 降下出撃の改修バージョンです。カットのつなぎのみを意識しています。

 モーション作成時に多関節物体が壊れるバグ、高画質作画に対してフリーズするエラーが頻発したため、やむなく高速作画にて雰囲気のみを楽しむ作品としました。あと、移動物体の前方向設定で「常に進行方向」もなぜか設定できない時があります。
 ともあれ、作画が数分ですむ高速作画は、作品の仕上げとしては不向きですが、リトライを繰り返すにはとても快適で楽しいものだと再確認できました。

前作をご記憶の方には、設定上の変更として、サポートマシンを登場させたことだけ付記しておきます。

演出や、カメラワーク、カットのつなげ方、光源の配置等について助言を頂けるととても嬉しいです。
投稿日 2004年06月12日23時00分



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ひえ〜、その3です  投稿者:ファンスタ  投稿日:2004年06月16日 
送ったとたんにsinさんのが読めました。
で、連続しますがお返事です。

>艦内では、映像が連続するので、画面大写しの瞬間で止めて、背中から発進を見送る形をとるべきなのですよね。
だと思います。ただ必ずしも真正面へくる必要はなく、左右のどちらかへ斜め向きにする方が一般的で次とのつながりもしやすいと思われます。で、次のカットでもロボは同じ側に表示されれば自然につながって見える、で編集作業が楽と思います。
この時、もし気をつけるとするならば画面の明暗でしょうか。つまり、ロボが白で背景はほぼ黒か暗灰色の塊〔ブロック〕と考えてみます。すると白の塊のある画面内での位置がほぼ同じであれば観客は見やすいのです。
勘違いしてはいけないのは、これは実際の場所の移動〔ここでは格納庫から発進路へでしょうか〕とは別の事として判定するようにします。
激しく動いている画面を見る場合は、この明暗の塊を見ている割合が高いのだそうです。それが単純で判断が容易だと、具体的な絵の細かさを見る時間〔余裕〕が観客の中に生まれる。と、考えるのが良いみたいです。

>逆に、艦内から艦外へカメラを切り替えるために艦内映像の最後でフレームアウトさせるのは正しいのかな?それとも、フレームアウトは「時間(と場)の跳躍」を生むので、カメラを別視点に切り替えるだけなら時間は連続しているからフレームアウトは良くないのか。
 これは、作者の意図がどうなのかでしょう。場を変えるとは、「場をあらためる〔新しくする〕」ということですから。逆に場を変えないのであれば…とは、ということになると思います。
私の解釈では、格納庫から最後までは一つの場面と見ることができると考えました。それで私なりの発言を書いたわけです。それで、アウトにせずに残すほうが良いと思いました。また、機体から出てくる次のカットの頭の絵は、輸送機体内〔ロボが見えない〕にいるところからではなく、輸送機体からの離脱直前〔すでにはっきりとロボが見えている〕の絵からはじめることにすると良いのではと考えました。
ただ、今回のバージョンは他の案として、格納庫と発進は別だとも設定できますね。その場合は、格納庫のシーンが作品全体の中でどれだけ必要性〔観客への情報として〕のある場面かが判断基準かと思います。

>最後のシーンでフレームアウトするのは、この後で完全に別の空間に話が移っていくので問題がないと思います。
と、思います。というかさらにカッコよくなりましたね。新カットは。

>文章化しているうちに、少し文法がわかってきた気がします。
いいですよ、文章化。私はこれをゲームのハウツー本で知り、目から鱗でした。カット分けに苦しむ時に、やってみます。考えていたカットへの説明文の量が多い場合は、カットの分割が必要なケースは多いです、私の場合。

>全くの個人的な事情なので、メールでお答えしたい内容なのですが、
こちらこそ、すみません。HPも持ってませんし。実は一度は書き込み内容が細かくかつ長文になったのでsinさんのHPの方で書き込ませてもらおうかとも考えました。しかし、動画のページは無いようでしたので、お邪魔かと思いとどまりました。
 それと、ここで書いてる事は映画編集についてを主にしていますので、ここにこられる方の中で興味を持たれる方の役にも立てるのならという気持ちもあります。
ただ難点は、
@sinさんが迷惑では、論外。
A単にこの場所を多大に占拠しているだけと見られる…かも。ただ迷惑。
という点ですね。
正直、私、気持ちはオロオロです。あくまでsinさん作品のファンとしての欲張り我がまま発言ですので。面倒になったら受け流してください。m(_ _)m
少なくとも、このような長文は控えますので。
逆に、よいというのでしたら、今後は新作が発表された際は、私の書き込みを少し遅らせようかと思います。みなさんからの書き込みがほぼ終わりになってからなら、迷惑度も幾分は減るかも…と。

>発進までが「静」の要素で、発進以降は「動」として派手に動かすつもりでした。
これはM-777さんへのコメントの一部です。〔M-777さん、勝手に借用するのをお許しください〕
あれっ、と思いましたので書かせていただきます。
というのは、「動」についてなんですが。動はさらに二分化するべきかと思うんです。それは
動@---停止位置〔それに類似〕での、手足の動きなど。仕種。
動A---個体の位置移動。走るとか、飛ぶとか。
言葉を変えれば、「静的な動」と「活発な動」とでもいえばいいんでしょうか。
その意味では確かに格納庫内の場面は「静」で、発進は「動」でよいと思いますよ。
とするとここは静と動の対比〔コントラスト〕効果が焦点なんじゃないでしょうか。
「静の中の静」、「静の中の動」、「動の中の動」といった。
しかし、これをただ順番に並べると、白から黒へのグラデーションのように穏やかでなだらかなだけになり、メリハリとか起伏とかは弱くなりますし。
そこで、「静の中の静」、「動の中の動」にすると落差が出ます。この応用で、「静の中の静」、「静の中の動」、「静の中の静」、「動の中の動」と発展できると思います。

>自分で自由闊達に作って、かつ自然にまとまりを得ることができる高見を目指してがんばります。
私にはもう今のsinさんはすでにそうだと思います。しかし、私もそうですが人間欲が深い。さらなる高みを見てみたいと思いますから。私も負けぬように精進しようと思いました。
私にはsinさんが苦労されていることは被った小さな布一枚じゃないのかなと思っています。それが取れたら、きっとドカッとくると思うんですよ。楽しみにしています。

以上、追伸でした。

ひさしぶりに、連続その2をm(_ _)m  投稿者:ファンスタ  投稿日:2004年06月16日 
 もう一つ。これは意識されれば、といったものですが。それは観客の画面内の注目視点の場所についてです。
ここでの画面は小さいですからさほど気にはなりませんが、以前からよく大きな画面とおっしゃっていましたので。
で、どういうことかというと、シューティングゲームなんかと同じ事なんですが。観ている間は、できればずっと画面の真ん中だけ観ていればよいようにする---と言うことです。
これが良くできていると、観客は目の疲労が少なくてすみます。

で、カットつなぎとからめて考えるには、画面を分割して考えるようにと、編集の本にありました。
ビスタサイズの場合は左右に二分割。劇場のシネラマやワイドのような比率の大画面は三分割にして配置するそうです。〔シネラマサイズを二分割で見せる監督も例外にはあるそうです〕
これで、名作傑作といわれる映画とか観てください。ひとつのエピソードやシークエンス中では、その主役の位置がほとんど同位置であることに驚きます。
それはアクションシーンばかりでなく、のんびりとした会話シーンなども同じようです。
アクションシーンの場合はたいてい画面の中央だけ見ていればよいようになってるようです。背景もカメラ位置やサイズ、カメラ移動、そして構図がまったく変わろうと、主役の画面での位置はずっとほぼ同じ場所です。右側か、中央あたりか、画面左側か。だいたい似た場所にカットがきりかわっても一つのシークエンス〔エピソード〕の間は居つづけます。

すみません、また長くなりましたが、いってることは2点のみです。例により、くどい書き方ですみません。しかし、考えると細かな点かもしれないですね。彫刻で例えると仕上げ削りみたいな…。料理でいえば、塩コショウの量や入れるタイミングみたいな…。材料はもう十分ばっちりですから。

ところで、先日のF1カナダGPの中継がメチャクチャでした。もう目が痛くて痛くて…。

あ、遅刻の弁解ですが、いまちょっとRPGにはまってまして…。作品はいま頃ダンジョンシージなんですが。ゲームとしてというより、背景がよくて、モンスターのやられ演技に感激してます。そしてなによりカメラ遊びができるのにはまってます。

最後に題名が…すみません。つまりです、次の改訂版ではもう私の存在は用済みになると思いますので。その日に取っておくことにしました。

ふぇ〜どい〜ん、ふぇ〜どあ〜うと♪ (違\(--;)ォィォィ  投稿者:sin16  投稿日:2004年06月16日 
あ、書き込み中に、ファンスタさんから。

まず技術的な話題から。
>フレームイン・フレームアウト
以前に、たびたびファンスタさんから映像に関する助言を頂いておりまして、今回もそれを割と意識していたのですが、フレームアウトだけはつい我流でやってしまいました。映像文法では「フレームアウト=退場」なのですよね。
艦内では、映像が連続するので、画面大写しの瞬間で止めて、背中から発進を見送る形をとるべきなのですよね。
逆に、艦内から艦外へカメラを切り替えるために艦内映像の最後でフレームアウトさせるのは正しいのかな?それとも、フレームアウトは「時間(と場)の跳躍」を生むので、カメラを別視点に切り替えるだけなら時間は連続しているからフレームアウトは良くないのか。
最後のシーンでフレームアウトするのは、この後で完全に別の空間に話が移っていくので問題がないと思います。でも、この空間(ロボ・艦・街の位置関係)を別のカメラで大きく見せようと思ったら、フレームアウトはしない方がいいのでしょうね。
文章化しているうちに、少し文法がわかってきた気がします。

>小姑化
ものすごく鋭い指摘を受けた気がします。全くの個人的な事情なので、メールでお答えしたい内容なのですが、やむを得ずここで回答します。
私の最近の投稿作2つは、厳密に言うと共同作品に当たるので、「私以外の制作者の納得を得るため」という制作意識が働いています。物理的にも事前に他の方に確認を頂いている面もあるので、「まとめる」という性質の強い作品になっているはずです。
これは、私にとって完成度の向上を図る態度を養うと共に技術を磨く効果もあるのでとても嬉しいことなのですが、まさか今までとの作品との性質の違いに気づく人がいるとは思いませんでした。
作品を発表する人間の端くれとして、ある意味でこれほど光栄なことはありません。ご指摘、本当にありがとうございます。自分で自由闊達に作って、かつ自然にまとまりを得ることができる高見を目指してがんばります。

助言声援感謝  投稿者:sin16  投稿日:2004年06月16日  ホームページ
コメントありがとうございます。レスが少し遅れました。

>elさん
本当は、最初からここまで造って、かつ高画質でなんとか作画を仕上げてからじゃないと投稿するべきではないんでしょうね。まだまだ甘い妥協をしてしまっています。熱意不足なので、精進します。

>おさいさん
前から、こいつの「アームでパーツを装着」ってのを試作していたのですが、おさいさんの作品みたいにきれいに動きません。作業アームがものをつかんで移動させる、っていうのは難しいですね。
#あの燃料ボトル、アーム多関節物体の中に含めてはいないと思うのですが、アームとは別の物体ですよね?

>M-777さん
静と動、まだまだ意識が足りませんでした。このシーンは、全体として
発進までが「静」の要素で、発進以降は「動」として派手に動かすつもりでした。でも、よく考えると組み上げで結構動いているわけで、そこでぴたっと止める場面がほとんどない、と。だから、組み上げシーンがちょっとだらだらと仕上がっているぽいですね。
 elさんの作品ツリーで、いーわさんの映像基本技術試作講座が公開されていたのでそれを参考にしながら仕上げていきます。

おおっ、いいッね〜  投稿者:ファンスタ  投稿日:2004年06月16日 
まず、ほんとうに遅刻すみません。m(_ _;)m 弁解は後ほどに…

しかし、私はなんなんでしょうか…とか思ってしまいます。〔冷汗〕「ほんとうに良くなってますね」なんて言うのいいんでしょうか?
いえいえ、本当に良いんですよ!その、作品のことでなくて、なんかsinさんの作品小姑化してるような自分に戸惑ってます。
それでもelさんがおっしゃるように「情熱」がひしひしと伝わってきますので、こっちもガンバリます。(^ ^;)

で、モーションとかは私には無理なので、またカットつなぎ関連で。
現在のカットではロボは発進すると、どのカットも、カット終わりに画面から完全に出てしまって〔フレームアウト〕いるみたいですが、これを最後のフレームでもまだロボだとわかる絵で終わらせ。次のカット頭も、すでにロボとわかるほどにフレーム内に存在させる絵、から始める---にされてはどうでしょう。
というのは、フレームアウトは、次のカットとの間に「隙間の時間」のようなものが発生するとされます。
さらに次のカットでフレームイン〔最初背景のみが写り、そこへ主役が画面へ入ってくる〕するとその隙間時間の印象が長くなるとされるみたいです。
で、その対策が、先にあげたやりかたです。主役を常にまだ画面内に残してつなぐ編集でこの印象を削減しテンポアップをねらうものです。
尚、このフレームインとフレームアウトは、つぎのことが映画に影響しているという話があります。
それは演劇の舞台の「場」なんですが。劇場で演劇を見るとわかるとおり、無人の舞台に役者が出てきて芝居がはじまり、舞台から出ることで終わります。
この映画の先祖である演劇の約束事が映画鑑賞の約束事〔映像文法〕にも引き継がれている…とかいうんですが。
なんか話が大仰ですが、言わんとすることは分かってもらえればと思います。
映画の中ではとても短い、瞬間のようなカットですが、同様のことが映画の初期に観客との約束事となり、いまにいたってるんだそうです。
ですので、主役がフレームアウトするのは場の変化が大きいことを意味するのが基本的な使い方のようです。〔フレームインも同様〕
この大きさですが、「部屋から廊下へ」もあれば「日本から外国へ」、「戦国時代から現代へ」といろいろで。しかし、どれも、観客に「場所を移動したぞ」という意味が伝わる共通のようです。
ですので、場所の移動がさほどない場合に使うとテンポがスローな印象になるようです。


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