デカマグカップになみなみとコーヒーをつぎ、煙草をくゆらせ怪しげな物体を開発する技術者の机上、って感じですね。
コーヒーから立ち上る湯気など、細かい点も意識されているし、とてもおもしろい作品だと思います。

ただ、光の当たり加減から、机の全面がほとんど見えず暗い平板な平面に見えてしまっているためか、なんだか殺風景に見えてしまう気がします。
それよりも、「怪しげな開発風景」という効果をどこに焦点をあてて演出しているかがわかりにくい点の方が大きいのでしょうか。
＃怪しげなファイルよりもコーヒーカップの方が目立ってしまっている、とか。

私は素人趣味で写真雑誌を数冊読んでいる程度なので、静止画のことはほとんどわかりません。おそらくは、こちらのギャラリーよりもＣＧギャラリーを見て回ると参考になる情報をたくさん得られると思います。

いずれにせよ、DOGAの使い方としてとても興味深くおもしろい作品だとおもいます。サムネイルからのギャップも楽しかったです。