＞涼格さん

おかげさまで、一番切れのある作品になっていると思います。
こういうセンスをどうやって磨いているのか、ネタ晴らしをしてほしいですが、「技」の問題か「センス」の問題かわからなくてなかなか盗めません。
またよしなに♪

公開していいよ、と言ってからずいぶん経ったので、止めたのかと思っていたのですが（笑）
えー、編集及びナレーション担当の涼格です。

元となるsin16さんの原作を見せてもらったとき、このネタならナレーション付けて編集するだけで面白くなるよ！　と勝手に一人で盛り上がり、そのまま勢いで作ったのがコレです。
勢いのまま明け方4時くらいにひっそりアフレコを敢行したのですが、たまたま家族が早起きしており、ついに気が狂ったと思われたという、微笑ましいエピソードもあります。

シームレスに動くことをウリにしている3DCGを使って、全編静止画の動画を作るのはどうかという問題もあるにはあるわけですが、まあともかく難しいことは抜きにして、楽しんでいただけたら幸いです。

＞デジタルかかと落としさん
そちらの世界にも変身ヒーローがおられましたね？
ストーリーの時間配分は私も完成品を見て驚きました。
特に、撃退場面での劇的な時間短縮がリズム感をよくしていると思います。

> ところで、怪獣派遣はおいくらほどなんでしょうか？
> また、個人情報は官憲に漏れませんか？
派遣費用は、もと費用がズワイガニに改光線をあてるだけなのでそれほど高くないと思いますが、基本的に「使い捨て」になるので量産型の大型メカ１台分ぐらいはぼったくると思います。
地球防衛軍鳥取支部世界の官憲は間抜けなのか、いまだ非合法性に気づいていないようです。よかったら、そちらの変身ヒーローで謎の警備会社を調査しますか？

＞ぎ〜さん
>正義のヒーローを追いやり、ついに戦闘員君が表舞台に！！
出番だけは多いのに、ハルウララなみに連敗か移動を進んでいた彼らですが、本当に「活躍」したのはこれが初めてですね。
＃「カニ『怪人』が暴れてるんです〜」という匿名の電話でヒーローを呼び出したのが戦闘員君だという噂もありますが。＾＾；
なお、ゲネスのメカはとある理由で昨年の夏から大幅にパワーアップしていますから、その影響もあります。ヒーローが巨大怪獣・巨大メカ対策出来るまでは、大きさで圧倒できるでしょう。

■個別レス
＞ゴッシーさん
喜んでもらえて何よりです。
話が長くなる超大作を全て動画でつくると作者が倒れるので、
回想などはこういう技で流すのがいいと思いますよ。

＞KITAさん
合体プロジェクトでは未編集の垂れ流し版を出していたので、違いをご存じだと思います。
本当は、上で述べたように、背景とキャラクターを別に動かしていくと、違和感なく普通の動画に混ぜていけると思います。
スチールをずらすだけの作品は、アニメのエンディングが参考になるでしょうね。

＞elさん
声はプロフェッサーＲの肉声です。
基本料金は人件費を無視するのでそれほど高くないと思います。

＞ひいらぎとげ（トゲ）さん
顧客獲得としてゲネス保障のＣＭは大成功のようですね。
問題は、連中が本当に「保障」する防衛力を持っているかどうかですが。
今回は、静止画による表現の幅を広げる試みなので、参考になれば幸いです。

＞jiromaruさん
> 秘密結社も、会社運営は大変なご様子……
連中の「アルバイト」を考えても資金繰りは上手くいっていないでしょう。
過去の実績も基本的に連戦連敗なので、今回の「圧勝」には非常に疑わしいものが
あります。「カニ怪獣はいますか？」聞くと果たして返事は……＾＾；
編集については、実のところ私の力ではないのですけれど、結果として表現技法を提示できているのでよかったです。

　実は楽屋ネタに近いので公開をためらっていたのに、反応が良くて驚いているsin16です。
＃「ゲネス」の元ネタは某ゲームの秘密結社なのですが、本作のゲネスとは地球防衛軍鳥取支部と抗争を繰り広げている団体です。現在、ことごとく幹部が倒れ、残っているのは涼、もといプロフェッサーＲただ一人という零細組織です。
　戦闘員君たちは、以前の動画絵本作品である「すばらしき人生」のあと、別の大手秘密結社を脱走し、現在はゲネスで「アルバイト」をしながら楽しく暮らしています。

　本作は、編集を涼格さんが全て行ってくれました。基本の素材と脚本を用意したのは自分ですが、もともと１分近い冗長さがあったものを１５秒に納めたのはすべて涼格さんの力によります。冒頭の２カット（登場場面）なども、涼格さんの助言を受けて作成しました。こういう映像による表現の基本を身につけることがどれだけ大切なのか、あらためて学びました。このあたりの基本を学ぶための方法論がわからないのが大きな問題だと感じています。センスだけではなく、基本的な文法のような物があると思うのですが……。

　なお、「静止画をもとにした動画表現」の本来あるべき姿としては、背景とキャラクターを別にレンダリングし、レイヤーで重ねて動かしながら表現する技法の方が一般的だと思います。フラッシュなどでよく見かける技ですね。DOGAではMagさんがその技法に熟達しているので、モーションが苦手な方はそういう方法の方が動きが多くて良いと思います。なお、静止画中心の動画は、絵そのもので引きつける力が弱いから、音楽や声などで絵から気を散らす必要がありますね。
　ただ、こういう方法を使えば本当に静止画しか用意できなくてもストーリーを語ることは出来ます。静止画しか作られたことのない方でも、表現の幅が広がると良いですね。