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人間の視覚と聴覚は支配されました。
投稿者:豹
投稿日:2009年10月27日
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>どんさん
コメントありがとうございます
記号論ではコードとかコンテクトとか解読とか解釈とか言うんですが
まあ百聞は一見になんちゃらって言葉もあるので
難しい理論よりも体験してみましょうってことで。
個人単位で画像映像加工編集が飛び交うこんにちの技術環境では画像映像は色素の集合体的結合でしかなく
その集合体の形状的変化行為自体は一切の重要性を欠いています。
グラスが突然倒れ、破損したことについて
その意図を論じる必要はないわけです。
割れれば飛び散るのは当然。
倒れれば割れるのは当然。
それを伝えるために倒れるのは当然の行為なのです。
音と映像の関連付けについて
投稿者:どん
投稿日:2009年10月26日
私も昔、絵コンテを切る上で音で繋がりませんかね?と質問したところ8ミリフィルム自主制作からプロになった監督さんからモンタージュ論含め、音をあてにしてカットを繋いではいけないと強く言われました。
ただ、ラ・ジュテが大好きな押井守監督がハリウッドでミックスダウンする作業を見てハリウッドは音圧とか大事だなと言っていた事も連想しました。
画面外の出来事を音で状況説明するというのは、まぁ古くから言われる大切なものは画面に映らない(私はカメラマン志望だったので映せないと実感)という事や小津安次郎監督だったか「隠せ」という名言もありますし…
記号論の所は難しくて判らないのですが、映像の信憑性というのはドキュメンタリー志望でもあった自分には共感できるテーマでした。
記号を伝えるということ
投稿者:豹
投稿日:2008年12月22日
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またいつもの実験動画なんですが^^;
殿堂入りありがとうございます。
今回僕はこのグラスに
・破損音
・割れる性質
・光沢
この3つのガラス的記号を仕掛けました。
はじめのグラスでは上の全てが当てはまります。
故に迷わずガラスと思うはずです。
ですがその次のグラスはこのうち二つの排除したため
"光沢のあるグラス状のもの"になりました。
その物の要素を的確に伝えられれば、モデリング能力に関係なく、正しく見せたいものに見せることができます。
本来なら「ガラスなので割れる。」ですが
表現する場合は「割れるからガラス。」になります。
>ニコラスさん
コメントありがとうございます
二回目はまさに光沢だけ残してあるので
素材は何か?と問われると自動的に
「光沢のあるもの」という大きな分類が選択されます。
ニコラスさんはピンポイントに僕の表現を汲み取ってくれました^^
>elさん
コメントありがとうございます
elさんはグラスの方に着目されましたか。
形状が形状なのでやっぱりガラスに見えるかも・・・とも思いました^^;
グラス=ガラスっていう認識の方が一般的ですし
ものを表現する以上 脳内のものはきちんと出力したいですね
>ゴッシーさん
コメントありがとうございます
正直映像作品の6割くらいは音だと思ってます。
迫力はもとより、存在やイメージまでコントロールできるので、やっぱり偉大だと思います。
画面外の出来事だって音で表現できる程なので
うまく応用すれば新しいことなんかもできそうです。
皆さんコメントありがとうございますm(_ _)m
確かに!
投稿者:ゴッシー
投稿日:2008年12月21日
人のイメージと言うか、思い込みの恐ろしさを実感しました。
最近、音入れをするようになって、感じていた事です。
逆に同じ音でも、映像のイメージで違う音に感じるんです!
あくまで
投稿者:el
投稿日:2008年12月21日
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ガラス!
最近は、金属と融合したり ガラス自体が金属並みの強度を持ったりしてるので、(どっちでもいいんだけど)ガラス。
と、頑固な意見はここまでにして、なかなか面白い角度からの取り組みですね。映像の持つ危うさという物をヒシヒシと感じました。
また、それを見せる物の意図と責任も・・・
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