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#2414
2003/11/07(金) 17:53 投稿者: 森山昇一
(ホームページ)
参照記事: 2411
しかしながら現実問題としてはこれまでのように、後援とか協賛
という形で、有る程度のお金を出していただくくらいしかないの
ではないかなと思います。
まず、他の組織や企業にあまり大きな額を出していただき、あまり
大きく関わって貰うと審査等に介入したがるんではないかとか、
たとえば、その企業で売り出したいと思っている作家の作品を上位
入賞、あるいはグランプリにしろという圧力がかかってみたり…
(そうなると当然こちらは拒否しますんで、無駄にモメます。)
あとまあ、協賛企業によっては特定のソフトを使うと有利になるかも
とかそういう「疑惑が応募者やお客さんの側に」発生しやすくなった
りするかもしれません。
「今年は●●社が協賛か」
「じゃあ、●●社の関連企業である△△社の3Dソフト使ったら
それだけで入選できるかもよ? いやきっとそうに違いない。」
「あの作品が入選止まりなんてオカシイ。なんで賞とれないんだ」
「きっと●●社のライバルの■■社製のペイントソフト使ったから
だよ」
…とか。ネット上のネガティブさん達にはいくら否定しても無駄そ
うですし〜。
また表現規制を要求してくることもあり得ます。現状世の中には最早
ギャグになるくらい放送出来ない言葉や出版できない表現があります
が、コンテストの審査を通過した作品に対してもそう言うフィルタ
を通さないといけなくなるかも。
たとえばウチ等の仕事としては、審査が終了したら審査済みのテープ
を企業の担当者に送り、その担当者の検閲内容を受け、コンテストビ
デオ編集までに各作者と交渉、場合によっては表現を変えて貰ったり、
カットしてもらったりする。その際、毎年2人くらいは改変を拒否し
て入選を辞退されたり、また無駄にモメたりとか…。
んー、なんかヤな感じかも。
それにそれでいくと昼休みの上映事故なんか存亡の危機ですね。(笑)
#検閲効かないんだから。
あとまあ、入場無料の上映会という線は護りたいトコロですね。
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