既に語られ尽くした感もありますが、応募経験者のサイドから一言。

「その年応募された中で一番優れた作品を必ずグランプリとする」ことには反対です。
例えば、ある年において最も優れた作品が、過去にグランプリを受賞しなかった作品より、質的に劣るということもありえるわけです。

オリコンの販売チャートを見ると分かり易いと思いますが、ある週で1位になった楽曲の販売数が、前の週の3位より少ないなんてことはよくある話ですよね？

CGアニメコンテストにおいても、それは同じだと思うんです。
たまたまその年では一番の作品でも、過去のグランプリ作品と肩を並べてそん色がないか。
あるいは、過去の準グランプリ作品や入賞作品と比べたらどうか。
そのレベルを超えていない作品にグランプリを与えたら、過去の応募者が暴動を起こします。（笑）
壁は高いからこそ、越える価値があるわけです。
安易にグランプリが出ないということによって、またグランプリの価値の重さ・権威に繋がっていると思いますよ。
だから、努力が必要なのは審査員じゃありません。
審査員を納得させられる作品を作れない、応募者の方です。

あゆかさんのおっしゃる視聴者投票については、既に会場審査特別賞があります。
これはこれである意味ステータスなので、グランプリとは別枠にしていただけると、ネタ系応募者にとっては救いだったりしますので。

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