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#5896
2006/07/13(木) 01:14 投稿者: s
参照記事: 5895
現職教員です。
> 確かに先方の言うことは正論で、現在の教育界や子供達に
> 届けるには、そういったやり方しかないのかもしれない。
>
> でも、それが“正しい”とは思わない。
全く持って同感です。
私立高校で働いていたときはそれほど息苦しさを感じなかったのですが、義務教育の公立学校ではそれはもう信じられないぐらい見事に「文部科学省」の指導が行き届いています。
例えば、心を教える道徳教育でも、「育てる心」の中身を23項目に細分化し、この時間ではその23項目のうちでこの項目に重点を置いて育成する、というように。
だから、
「CGソフトっていうよくわかんないものを何とか四苦八苦して使いながら、好きに触っていると、なんだか楽しいよね。それで、いつの間にか気がついたらいろんなものができあがっちゃったりして、それ見てたら自分でもびっくりするほど嬉しくなっちゃた。上手く説明できないけど、そういう経験は必要なんだよ。」
というようなことでは「学校」になじまないんですよね。
#ただし、教員が成績評価(査定)をあまり気にしなくていい「総合学習」とか「選択学習」であれば、あるいは見込みがあると思います。
なんというか、学校は保護者と行政から全てが順調に進んでいく「理想の温室」であることを要求されているために、実社会と根本的なズレが発生してしまっていると。
[この記事に返信]
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