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「雲のむこう、約束の場所」の雑感
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#3892   2004/11/27(土) 22:44   投稿者: R-2

ネット上の感想でもマスコミの報道でも、やっぱり新海氏に貼られた”個人制作””少人数制作”という
レッテルが作品の評価を歪めてしまってるように思う。
純粋に作品だけを評価するんじゃなくて、やっぱりどこか「ほしのこえ」の延長にあるような文面が
目立っているのは気のせいだろうか?

「ほしのこえ」の成功も、別の商業アニメ監督が制作したのであれば、人によっては罵倒もあれば
賞賛もあったように思うし、"アニメの素人である新海氏が個人制作で・・"という前提が
無ければ、あれだけの騒ぎにはならなかったと考えてしまう。

そういう僻みにも近い見方をする自分も、歪んだ評価をしがちだとは思うが、それでも評価の
前提として、作家の立場を加味した作品の評価というのは間違ってるように思う。

少し話しは変わるが最近の商業アニメも、コアなアニメファンが作品を消費する市場が成熟の域に
達して、健全でない需要と供給の関係に危惧を唱える某著名人もいるようだけど、そういう市場が
形成されている今のアニメ市場にあって、"自主制作・個人制作"作品でも、売れれば素晴らしい作品に
なるのか?、作家自身が作品で生活していければ、それでいいものなのか?、市場と作り手の
関係について部外者ながらちょっと考えてしまった。

新海氏には次回作に繋がるチャンスがこの作品でも生まれればいいと、密かに願っていたりも
するのだけれど、その反面、今の盛り上がりにも疑問を呈してしまいます。
なんというか、これも一過性の現象なのでしょうか。。成熟したアニメ市場に、まだ未成熟な
個人・自主制作アニメが台頭してきが故の盛り上がりなんでしょうかね、、?
このページのURLは http://doga.jp/tkbbs/tkbbs.cgi?bbs=doga&number=3892 です
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