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#3818
2004/11/11(木) 03:16 投稿者: hooky
参照記事: 3817
> なにがどう、問題があったのでしょう?
ろくに使い込まずにさっさと挫折した人間の言う事ですからあてになりませんが、
中途半端に直感的で中途半端に作業を強いる、というか・・・。
AVスプライサは使い始めこそ分かりにくいかもしれませんが、
「習うより慣れろ」が実践できる(それによってスキルが上がる)
ソフトだと思います。これは挙動が素直で納得・理解できるからで、
ワイプの継続時間を減らしていくとカレントフレームが
ワイプ範囲から出てしまうなどは愚直すぎて愛着を感じるほどです(笑
この素直さはシンプルな構成の賜物と言えると思います。
一方のビデオスタジオですが、タイムラインが2種類あって切り替えながら
編集とか(しかも実質ストーリーボードの方は必要ない)、
実はタイムライン上からはいかなる編集もできない(!)とか。
ストーリボードにはクリップ(カット)単位のサムネイルしか
表示されないので、ここから編集するんじゃなさそうだとは
すぐに分かるのですが、ではタイムラインから編集するのかと言うと
タイムラインからも何もできない。手順が全く逆で、クリップの
挿入やトランジションなどやる事を決めてから、アイコンを
タイムライン「に」ドロップするようになってます。
これをコンセプトの違いと許すとしても、カットの分割、及び
トリミングがタイムライン上のカーソルからできない点も問題です。
これらを行うには、タイムラインから編集したいクリップを選択、
プレビューウィンドウの下のスライダから、トリミングなら
トリムバーで範囲を指定してタイムラインの上の「適用」ボタン、
分割ならプレビューバーで分割位置を指定しオプションパネルの
「ビデオを分割」ボタンで実行します。やってる事は変わらないのに・・・。
タイムラインが2種類あるように、カレントフレームを示すカーソルが
3種類もあるという事態が混乱を招いているわけです。
トリムバーいらないじゃん!と思うでしょう?
で、タイムライン上のカーソルも意味がないのかと思えば
テキストとオーディオの挿入時、開始位置を指定するのに
使うという・・・。
そして、今僕が190ページもあるマニュアルと睨めっこしながら
この文章を書いているように、マニュアルに噛り付かないと
このソフトは使えるようにならないと思われます。僕個人なら
「噛り付けよ」と言われて終わりそうですけど、AVスプライサが
発展する際には、そうなってはいけないでしょう。
さらに、全画面でしか起動できない上にウィンドウメニューが
存在せず、開始とキャプチャを省いても「編集」「トランジション」
「オーバーレイ」「テキスト」「オーディオ」と5つのステップを
行ったり来たりしながら作業しなければならない画面構成、
プロジェクト新規作成時に「プロジェクトテンプレート」を
選ばせる(初心者にはどのテンプレートを選べばいいかなんて
分からない。後から変更できるみたいですがその事もマニュアルに
しか書いてない)など、最初から敷居の高さを強調してくれます。
ちなみに、マニュアル自体は大きな図解入りでとても見やすいです。
久しぶりにインストールしてみようかな・・・。
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