観客席を作る


こんな観客席を作ります。もちろん観客つきです。もちろん全部モデリングするのは、
いろんな意味で馬鹿なので、レンダリング負荷の軽いポピュラーな方法を使います。
昨今のゲームなんかではおなじみの書き割りですね。観客の絵のクッキーカットテクスチャを貼った
板を並べます。観客はテクスチャとして描いてもいいのですが、それだけでは面白くないので
ちょっと工夫しましょう。


ディテールはどうせ見えないのでバリエーション重視で。

宇宙各地から集まった観客という想定で、ざくっと16種ばかり宇宙人を作りました。
しかしこれはこれで頭と胴体と手くらいにパーツ分けした多関節物体です。


そしてこんな風に配置して観戦しているという想定でモーションを付けます。
今回は2秒。背景は「なし」またモーションの頭と尻が繋がったエンドレスモーションになるよう
作ります。そしてそれを連番のPNG形式で作画し、出力します。
なぜPNGなのかというと、今のところL3で画像に透明度情報を出力できるのがPNGだけだからです。
連番画像ファイル名を(拡張子PNG込みで)指定したあと
「画像出力オプションの変更」ボタンで、透明度情報の出力を指定できます。

これを7種類(計46体分)作りました。…あれどこかで誰かがアホと言ってる?

透明度のついた画像は、色に貼るだけでオッケーです。連番画像の場合、先頭画像を指定
するだけでパーツアセンブラが枚数を数えて動画として認識してくれます。便利ですね。

あとはこれらを積み上げて形にするだけです。まあ、ポリゴン数を削減するために
細かいところPolyEditが出動していますが。

観客席テストショット(mpeg, 563KB)

ちなみに遠景用もつくりました

ただの三角柱、5ポリゴン(笑)…でも観客部分は一応動画。あまり効果ないけど。
もちろん基本パーツの三角柱ではこんな風にテクスチャは貼れないので、
これ自体PolyEditで作ったパーツです。


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