K
KAMEさん
■III号多脚 L型(さんごうたきゃく・えるがた)
■35672面
■壕や障害物をものともせず侵攻できる兵器――
我々の世界での解答は「キャタピラ」だったが、
"あちら"の世界では「脚」を使ってその問題をクリアーしていた。
かくして第二次世界大戦では、「多脚」が陸戦の主役となったのである。

III号多脚はポルシェ博士の発案により初の電動モーター駆動を実現した機体である。
本体内部のディーゼル・エンジンにより発電し、
脚部各関節のモーターへと電気を供給・動力制御する事で
他国の「多脚」とは一戦を画した機動性を誇る。

中でもL型は大戦後期に生産され、強化された火力と厚さを増した装甲が特徴だ。
特に脚部には初めて重装甲が施され、ウィークポイントであった
間接の保護にかなりの効果を発揮した。