1,はいけいこうばで星雲を作る


難解な絵で申し訳ないですが、

今回の舞台はコンテ的にはこんな感じで、上下を惑星に挟まれた狭い空間がメインになっています。
遠景が黒バックに星空だけなら簡単ですが、ここは星空に加え蒼い謎の星雲を描いてみましょう。

おもむろにレーザーペンシル(当サイトにて公開中)でこういう絵を描きます。適当ですね。
適当ですが、こうした色相のシフトしたグラデーションを作るには慣れが必要かもしれません。

それを、復刊号(だったかな)Oh!Xに入っていたEX-WINランダムフラクタルフィルタを通すとこうなります。
このフィルタは仕上がりが非常にかっこよく、また上下左右ループしたパターンも作れるなど便利で、
雲などを描きたいときに大変重宝するものですが、残念なことに現在はEX-WINそのものの公開は中止されているようです。

さて星雲の素材テクスチャが出来ました。試行錯誤が無ければここまで2分。
これをはいけいこうば(当サイトにて公開中)にぶち込んでパラメータを設定しましょう。



天井と地面に先ほど作った星雲画像を設定し、星を散らします。太陽のストリークが欲しいので、空気遠近を少々。
雰囲気で地面に空が映り込む設定にしてあります。これは間違った設定ですが、綺麗だから通し、ということで。

 空のグラデーションはこんな感じ。ほぼ黒ですが、中央の青を忘れずに

  太陽は控えめに作るのがコツです。背景表示オプションは切ってます。

こうしてレンダリングを実行し、背景画像を得ます。試行錯誤がなければ5分もいらない作業だったりします。
ビバはいけいこうばな気分ですが、はいけいこうばには苦手な画像が山ほど存在することを忘れてはなりません。
(得意な画像以外は全部苦手というか。まあその)

出来た背景画像をL3モーションエディタで背景に設定し、適当にカメラを振ってみました。

サンプル(mpeg形式,123KB)

場合によってはここまでで背景は完成とすることもあるのですが、今回はもう一工夫しましょう。


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