UniversalRunner The Contest Opening
音を作ってカット構成を決める


さて、今現在制作は終わってるので今後の更新は厳密には実況とは言えませんが、よろしければ
おつきあい下さいませ。

 

前回のコンテムービーと前後しますが、最近私は映像制作に掛かる前に音を調達します。
BGMですね。でももしかすると、私の作る音など音楽と認められないというよーな
見解の人もいらっしゃるとイケナイので、以下単に「音」と呼びます。まあ自分でもコレ音楽じゃないかも、
とか思ってるし。

さて、音の作り方については、余り人様の参考になるような情報はないので詳細はここでは書きません。
ネット上で収集した効果音作成ソフトやウェーブデータ編集ソフトを駆使して楽器音を作り、それらをmodという
作曲環境に持ち込み、並べているだけです。しかしいい世の中です。ほぼフリーウェアだけで
どんな音を作るにも困らないくらいの環境が手に入ります。電気音遊びを始めた中坊の頃には
想像も出来なかったですね。

もちろん今回のムービーの展開はいちおう考慮して作ります。たとえば、後半で兵士がレース場を眺めるシーン
があるからそのあたりは静かな感じで、とか。後で幾らでも直せるのでとりあえず雑に。
(それが前回のコンテムービー収録の音です。完成版にはまた手が入ってますが)

さて、音が出来たらば、いきなりビデオ編集ソフトにつっこみます。私はカノープスのキャプチャカードに
バンドルされていたMediaStudioの古い奴を愛用してます。古いソフトは今時のマシンだと軽くて幸せだし、
どうせオーバーラップくらいしか使わないので今でも機能的に不足はないからです。もちろんPremiereとか
スプライサー等でも以下同様の作業は可能かと思います。

音声トラックに音を張り付けたら、色を変えながらカラークリップを挿入し、プレビューを繰り返し、音に対するカット
分割を検討します。つまりここで既に音と映像の同期をあらかじめ取ってしまうわけです。
ここで出来る「音に合わせて点滅する映像」だけで気持ちよくなれたら上出来でしょう。…アブナイ?
今後の編集は、基本的に各カットに相当するクリップを、レンダリングされたムービーファイルに
単に置き換えていくことになります。
これにより映像制作時のレンダリングは必要最小限で済むし、ここではこういう音が聞こえている
ハズだから〜的なノリで絵を当てはめて行くことができるわけです。
また作業中になにか問題が起こっても、どのように修正すべきかで悩むコトも減ったような気がします。
一方で後で編集で切った貼ったの楽しみは減ったような気もしますが。

前回公開したコンテムービーはこのカラークリップを若干具体性を持たせた絵に置き換えた物です。


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