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2001年02月の日記
●「評価の記述方法」 2月28日(水) 小雨・今日になって、応募作品が届いた。もちろん消印も大幅に 過ぎている。基本的に受け付けられないが、もし、グラン プリになりそうなすごい作品だったらどうしよう…。 ・入選作品集につける解説本だが、「評」のところに 漫画の投稿コーナーのように、 内容 映像 CG技術 エンターテイメント 他 合計 4点 3点 2点 5点 5点 19点 と表記するようにしてはどうだろうかという案が出る。 どうだろう? ●「E-mailアドレス」 2月27日(火) 晴れtaka2:この応募者と至急連絡をとらないといけないの ですが、応募用紙にメールアドレスが書いてません。 かま:いまどき、アドレスがない? 単に書き忘れただけ かもしれない。メールで問い合わせてみろ。 taka2:了解しました。私がメール出しますので、アドレスを 教えてください。 かま:お前は、一休さんか! ●「二次審査終わる」 2月26日(月) 晴れ・本日、昨年度の会計決算があり、監査役の会計事務所を 訪れる。一応、ぎりぎり黒字なのだが、「もうちょっと、 ちゃんと儲けなあかんやないか」と2時間ばかり、 説教を食らう。 ・午後から、本審査に持っていく作品、外伝に収録する 作品の審査会議を行う。今年から、本審査に進んだ作品は、 本審査で落ちても、自動的に外伝参加権が与えられる ことになった。つまり、本日二次審査に進んだ作品は、 本編か外伝かどちらかで作品を発表できることが確定する。 ・審査会議は、例年になくもめなかった。昨日の審査 ポイントを見ても、ちょうど本審査に持っていく量の 適当なところで、点数的に大きな隔たりができており、 特に何の異議も出ず、みんなすぐに納得した。 めずらしい。 ・今年の入選作品のスゴイところは、佳作クラスが多い こと。二次審査を通過したほぼ全部の作品、どれを とっても佳作に成り得る。 ●「二次審査指針」 2月25日(日) 晴れ・本日は二次審査の初日。初日は、出きるだけ多くの方に、 一次審査に通った作品(約5時間分)を見てもらい、 点数をつける。 明後日の27日に、その点数の合計をもとに、本審査に 持っていく作品を決める会議を行う予定。 ・二次審査の、審査指針は以下の通り。 ●その作品を見た人が、自分もCGAを作りたくなるような 作品をよい作品とする。 ◎内容: テーマなど、伝えたいもの、表現したいものがあるか。 そのテーマ自体が優れているか。それがちゃんと表現できているか。 ◎映像: 映像(カメラワーク、カット構成等)の基本がちゃんとできて、 映像として成立しているか。さらに特に優れた映像表現が なされているか。 ◎CG技術: モデリング、アクションデザイン等がちゃんとできているか。 使用しているCGソフトを十分使いこなしているか。独自の表現が あるか。 ◎エンターテイメント: ズバリ、おもしろいか。ストーリーがしっかりしているか。 オチがよいか。(別にギャグである必要はぜんぜんない。) ○その他: 独創性、芸術性(デザイン、色等)、作品に対する情熱、努力等 ●「作者からの連絡」 2月24日(土) 小雨・最近応募作について、作者にいろんなことで問い合わせの メールを送ることが多い。(もう大部分の方がEアドレスが あるので、だいぶ楽。以前は電話や郵便でしていたから 大変だった) ・当然、その返信も毎日たくさん来るのだが、皆さん 自分の名前や作品名を明記してくれないことが多い。 「了解しました。その件は問題ありません。」と 返信されても、わからん! (まぁ、メールアドレスから 応募者のデータベースを調べれば分かるけどね。) ちゃんと、作品名を明記してもらえると、うれしいの だが。 ●「声優との打ち合わせ」 2月23日(金) 晴れ・声優コーディネイターの北村さんと園田さんがDoGAに来て、 声優をつけるべき作品をチェックしたり、打ち合わせを行う。 予想以上にいろいろ問題があることが発覚。最大の問題は、 同人声優の常識として、相手に住所は教えないというルール があるとか。すると、作品のビデオを送って、それを見ながら 声を当ててもらうということができない。う〜ん、本来の 声優の活動からすると、本末転倒のような気がするのだが? 対策としては、各声優は声優コーディネイターにのみ 住所を教え、DoGAで必要な本数をダビングして、コーディ ネイターに渡し、それから各声優に発送するとか? そんなん、この忙しいときに、膨大な数の作品と声優間の やりとりをいちいちDoGAを介して行うなんて、無茶だ。 ちょっと、挫折間が漂う。 ●「通称」 2月22日(木) 晴れ二次審査の準備の一つとして、一次審査を通過した作品に 通称をつける。この作業は、毎年行っている。 応募作の中には、タイトルと作品内容が直接結びつかない ものが少なくない。例えば、12thの「…be with」と言われても どんな作品だったか、すぐに思い出せない人も多いだろう。 しかし、「バイオリン少年」といえば、“あぁ、あの作品!” とピンと来ると思う。 審査の段階で、「この○○は、ぜひ本審査へ持っていくべき」 とか言っても、「えっと、○○って、どんな作品だっけ?」という ことが多い。だから、審査段階では、本当のタイトルではなく、 この通称の方を使うようにするわけだ。 ただ、この通称は、思い出すことを目的としているのだから、 わざとインパクトのある、どぎつい名前にすることが多い。 中には、作者にはとても言えないようなものもある。 上映会で、作者に会ったとき、「あぁ、○○の方ですね。」 などと言いそうになってやばい。 ●「今年の流行」 2月21日(水) 晴れ後雨・本日予定されていた声優コーディネイターの件は、 急用にて、中止。でも、北村さんとは、すれ違いが 多いなぁ。相性悪いんやろか。 ・本日の午前中で、一次審査終了。応募総数は、300本弱? 事前の告知をさぼったこともあって、だいぶ減った。 でも、よく考えると、昨年は応募〆切時期を後ろにずらして、 制作期間が長かったので、単純な比較はできないかも。 つまり、一昨年並。 ・昨年は、歌モノがブームだったが、今年は、シリアス、 いや「ハードボイルド」がブームみたい。それも、ハード ボイルド風ではなく、ちゃんと渋く、かっこいい。 ●「一次審査ほぼ終了」 2月20日(火) 晴れ・今日も50本以上(?)作品を見て、一次審査はほぼ終了。 結論からいうと、入選ライン、外伝ラインは、昨年より だいぶ上になりそう。昨年の入選レベルの作品は、どんどん 落ちることになるでしょう。毎年のことだけど、厳しいねぇ。 ・今日見た作品で印象に残ったのは、なんといっても40分の 大作があったこと。制作期間40ヶ月というだけあって、 後半にいくほど、どんどんレベルアップしてきて、おもしろい。 また、最後の方に、昨年、一昨年の入選経験者からの作品が 集中していた。さすがにレベルが高い。上位を狙う作品が いくつもあった。 ●「外伝の価値」 2月19日(月) 晴れ・本日も一次審査。60作品ほど見る。 今日は、正直言って、ひどい作品はひどかったが、 よい作品も多かった。 ・何人か、昨年外伝に収録されていた方の応募が あった。なかなかよい。確実にレベルアップして いる。 勝手に想像するのだが、もし昨年外伝を作らず、 この方々を単なる選外としていたら、中には もうイヤになって作品制作活動をやめてしまった 人もいるかもしれない。 一つでも多くの作品を、世に出し、多くの方々に ご覧いただくということは、人材育成面で実に 重要なことだと改めて思う。 ●「声優コーディネイター」 2月18日(日) 晴れ同人声優として有名な北村真里さんが、DoGAの 声優コーディネイターに就任。 声優コーディネイターは、入選、選外に関わらず、 声を入れるべき、あるいは入れ直すべき作品の 作者に、その作品の役に合った声優を紹介 斡旋するという作業をしてくれる。 北村さんは、大阪在住で、天使の羽根の会という 声優団体の代表でもある。21日にも、DoGAに来て、 早速作業に入る予定。 なお、コンテスト以降も、DoGAに作品を送れば、 声優を斡旋するというサービスは、随時行う方針。 ●「外伝制作決定」 2月17日(土) 晴れ・一次審査を行っていて、明らかに外伝狙いの作品が 多数あることに気が付く。(笑) しかたがないので、今年も「落選になったおもろい 作品集」を制作することが決まった。 しかし、こんなにたくさんの作品を、外伝には収録 できないのだが。この調子では、本編より、競争率が 高くなってしまったりして。なんか、本末転倒? ●「声優の斡旋」 2月16日(金) 晴れ後曇り・本日3回目の一次審査でまた50本ほど見る。 しかし、残念ながら、本日の作品は全体的に 低調。特に、無意味に長い作品がいくつかあり、 見ていてとても疲れる。 まだ作品が届きつつあるが、だんだん減って きた。最終的には300作品ぐらいになりそう。 それから、台詞があるのに、声が入っておらず、 字幕に頼った作品が目に付く。今年は、声優さん とのコネが強くなったので、入選するしないに 関わらず、声優さんを紹介斡旋するという プロジェクトを緊急に立ち上げる。 某声優団体の会長さんに応募作を見てもらい、 各作品の役に合った声優を見つけ、出演交渉まで する。 でも、今から間に合うのか? ●「一次審査2回目」 2月15日(木) 晴れ後曇り・渡辺さんの家に遊びに行った夢をみた。 なぜか渡辺さんちは、隠れ里の忍者屋敷で、 父上どの直々に忍者の修行をさせられた。 でも、あんなガスも電気もないところで、 どうやってCGを作っているのだろうか? ・本日も一次審査。また50作品ほどみる。 よくできてはいるが、内容もなく、おもしろくとも なんともない作品が非常に多い。見ていてつらい。 これこれこういう作品はよくないという項目を 箇条書きにして発表したいところだが、そういう 行為はカドが立つからなぁ。 ●「風邪」 2月14日(水) 晴れ・風邪気味でお休み。とはいっても大したことないので、 ぼちぼち仕事をするつもりだったが、自宅にいても 朝からメールやら電話やらあって、全然休めない。 でも、そうこうしているうちに、なんとなく回復する。 ・今日はCGAコンテストの〆切日。バレンタインディでも あるので、チョコレート入りの応募があってもよさそうだが、 今まで一つもない。いや、別に欲しいわけではないが。 ●「一次審査始まる」 2月13日(火) 曇り・この連休で作品を仕上げた人も多いのでは。応募数が100を越えた ので、そろそろ一次審査を始める。 ・昨年、「落選した人にも、どのような理由で落選になったのか、 希望者にはメールで知らせる」というサービスを始めようとした のだが、あまりの多忙さに、ほんのわずかな方々にしか対応 できなかった。 今年は、その辺を自動化して、希望者は、ここにメールを 送れば、詳しい審査結果がメールされてくるというシステムに しようと思う。 そのためにも、一次審査の結果は、すべてテキストデータ化 していく予定。 ・凍結されたZ計画だが、早くも別の会社からスポンサーの声が。 どうなることやら。 ・一次審査の1日目が終わる。とりあえず、50本ばかり見た。 非常に、疲れた。 一次審査は、ハナから入選する見込みがない作品を除外する のが目的だが、そんな作品はほとんどない。仕方がないので、 もう少し思い切って、審査をきつめにする。それでも、落とせる のは半分以下。 しかし、逆にものすごくすばらしく、入選どころか入賞確実 という作品もあまりない。まぁ、まだ始まったばかりだが。 ●「唯我独尊」 2月11日(日) 晴れ後曇り・日本音楽著作権協会(JASRAC)から手紙が来る。 要するに、 1)お前のところは、昨年「カーニバル2000」に 出店していた。 2)出店していた以上、ビデオの上映やBGMなどを 鳴らしていたはずだ。 3)日本のほとんどの作曲家、作詞家は、我々の 団体に参加している。 4)よって、ちゃんと著作権料を申請せよ。いや、 問題になるような曲を使っていないというなら、 「使っていない」と報告せよ。 という用件。 もちろん、DoGAは、著作権上JASRACに申請しないと いけないような曲は一切使用していない。 ●「休日」 2月9日(金) 晴れときどき曇・Z計画も一段落が付き、もうそろそろCGAコンテストで 忙しくなるので、本日は久しぶりにお休みを取る。 ・「6センス」を見る。 結構、おもしろかった。しかし、「ボク、死んだ人が見える んだ」ということは、視聴者のみんな誰もが予告編などで 知っている。最初から分かっているのに、前半ずーと “何かにおびえる少年”を描かれてもなぁ。 ・ゲーム「ネオ アトラス」を買って来てする。 「Pentium200MHz以上必要、233MHz以上推奨」とあり、 うちのノートは400MHzだから余裕だと思っていたら、 とてつもなく遅くて、使い物にならない。それも、 全然3Dで描く必要がないようなところで重くなっている。 不愉快。 ●「コンテストの〆切まで1週間」 2月8日(木) 曇り・CGAコンテストの〆切まであと1週間となる。 この3連休に仕上げるという人も多いのでは? ・現時点で既に50作品ほどが応募されている。 「まだその程度か」と思うかもしれないが、 大多数は、〆切当日、翌日、翌々日に届く。 だって、「当日消印有効」だから。 かなりの僻地だとしても、5日もあれば、 到着するだろう。審査の方は、一次審査だけ でも、1,2週間かかるので、そのぐらいの遅れ は、全然問題ない。 はっ、しまった! 海外からの応募は どうなる! 船便で来たら数ヶ月後だ。 コンテストは終わっている! 来年以降は、「当日消印有効(但し国内のみ)」 に変更しよう。 ●「サンプルムービー」 2月7日(水) 小雨・Z計画をまとめるためるにあたって、サンプルムービーを 作った。 とはいっても、作業時間は2,3日。しかし、参加している スタッフの顔ぶれがスゴイので、できたムービーは1分7秒。 クオリティも、その辺のゲームのチャチなオープニング なんかより、ずっと凄そう。 う〜ん、これは、CGAコンテストの休憩時間に間違って 流れるかも…。 ●「検閲」 2月6日(火) 曇り・昨日の昼、急ぎの用件で、Kさんからあるデータを宅急便で 送ってもらった。しかし、今日になっても届かない。 宅急便で調べてもらったところ、なぜか岐阜の方に送られて しまったそうだ。いい加減な話だ。 ん?岐阜? もしかして、東西のCG関連の流通は、すべて わたなべさんが検閲しているのでは! ●「ナレーション」 2月5日(月) 曇り・Z計画のまとめるにあたって、その説明を文書では なく、ビデオにまとめることにする。本来なら、 ナレーションは、ちゃんと声優さんを使いたいところ だが、時間がないので、私がすることに。 高津「テイク1、“Z計画とは〜"からお願いします。 はい、どうぞ!」 かまた「地球は、悪に狙われていた!」 高津「ハイ、NGです。」 ●「休日返上」 2月4日(日) 曇り・Z計画のまとめを作成するため、この土日は お仕事で忙しい。しかし、私以外、誰も来ない。 なんでや。やらなあかんことたくさんある はずなのに? ・上記の雑事の合間に、自らもZ計画のサンプル 画像を1枚作成する。やっぱり、事務をやるより CGを作る方が楽しい。いや、遊んでいるわけじゃ ないんだけどね。 ●「Z計画打ち合わせ」 2月2日(金) 晴れ・某社と打ち合わせたが、結局某社の社内的問題で、 Z計画は中止が決定。 すると問題になるのが、ここまでかかった開発費 をどうするかだ。しかし、某社のO取締役は、 全責任は私にある。 今までの開発費は、全額ちゃんと出す。 と明言。エライ! あんたは男や! ということで、ひとまず倒産などの経営的危機は 回避。 また、とりあえず現在できている部分を披露した 結果、予想以上のできばえに関係各社は驚く。 ここまでの部分でも十分なにかに使えそうだという 意見がでる。 ということで、Z計画は中止されたものの、その 成果物はそれなりにまとめた形で、どこかで披露 することを検討していきます。 しばらくとりまとめの作業で忙しくなりそう。 ●「打ち合わせ準備」 2月1日(木) 雨・凍結されたZ計画に関して、明日に緊急打ち合わせが 入る。その資料制作などで、バタバタ。 ・K君にアルバイトを頼んでいるが、かの有名なWさんや Kさんに、「バンプマッピングの仕方を教えてください。」 とか、「画面上の画像を取り込むのはどうしたらいいですか。」 といった質問を出している。それは、将棋の名人相手に 「桂馬はどう動くのですか」と聞いているようなもんだぞ。 |