自分のイラストレーションでの作風を活かしたアニメーションを作ろうと思ったのがきっかけで、卒業制作で制作開始。

思い描いた世界観をそのまま映像化することを目指した。

土、水、火、風をテーマに、それぞれの力のイメージや、相互に絡み合っていく自然の力を表現。

画面全体からリズムを感じられるよう、画面構成や踊り、音楽とのリンクを大切にしながら制作していった。

手描きのアニメーションは初の試みだったが、その作業量の膨大さや、同じことの繰り返し作業に辛さを感じることの方が多かった。しかし、自分の思い通りに動いてくれた時や、完成した時の喜び、観客の感想を聞けた時の喜びは、その辛さを覆すものだった。これからアニメーションを作ろうとしている方々も、難しそうと気負わず、根性と情熱さえあれば良い作品が出来上がるので、試しに一作品作ってもらいたいと思う。