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■佳作 絶対無双麻雀マン 山岸 剛朗
Japan 赤い大地に咲く花 Faint-Light
あさを ゆうじ 雪の日 VOLPE Lab
田中 政伸 月の街 塩竃 信幸
■佳作 一覧 |
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直接的な表現はないものの、死期を感じさせる青年。そのことには触れない彼女。残された日々を、精一杯生きる二人の切なさと美しさ…。 第11回で話題を集めた「ある暑い日に」の塩竃氏が送る文学的映像詩。キャラクターの演技や、空間を生かした透明感のある独自の絵作りなどが見所。 | ||||||||||||||||||||||||||||
[作者より] 私はどうにも月が好きでして、毎晩毎晩、今日の月はどんなもんかなと、東京の夜空を見上げています。 丸かったり、食べかけだったり、なみなみと注がれたワインのようだったり、赤かったり、黄色かったり、青かったり、白かったり…。空気のレンズで大きささえいつも違います。 実は私、そんな月が宇宙空間にぷかぷかと実在しているものとは、未だに信じていません。別にシューキョーがどうのという訳ではなくて、単純に、触ったことがないからです。 手をのばせばすぐに届きそうで、すごい迫力でそこにある。でも届かない。 切ないものです。だからこそ魅力的なのか。 太陽だとこうはいかないでしょうね。 眩しすぎます。 ではでは、徐々に離れていく隣人を愛でつつ……って、これ書いてる今夜は新月です(笑)。 |