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Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
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#125   2002/05/16(木) 22:40   投稿者: 新明解(加藤雅敏) (ホームページ)   参照記事: 121

> 新明解さんはホントにスゴイですね。
> 私は嫌われるのが怖くて批評なんてできません。(笑)

批評というか一応「感想」ですが(笑)、まぁ、本当のところは、
自主制作CGの発展を…なんて気持ちでやってるわけではなくて、
純粋に趣味としてやってます。
結局、私は感想書くのが好きなんですよ(笑)。

毎年、遠慮せずに、ズケズケ書いているので、不愉快に
思っている人もいると思います。的外れな感想もあるでしょう。
そんな人にも、陰でもなんでもいいから、叩いてもらうためにも
自分も作品を完成させたいなぁと思っています(←なんか、間違ってるような)。

石川さんの作品は、今のところは、概ねほめていることが多いですが、
この先はわかりません、今のうちに謝っておきます(←おいおい)。

[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
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#123   2002/05/16(木) 11:14   投稿者: かまた ゆたか   参照記事: 116

>批評というのは非常に高度な技術と、かなり多くの時間を要します。
>DoGAのコンテストのように、膨大な応募作品の中で、
>審査する側が、一つ一つの作品について、理性的に、
>細かい批評をするのは、実際問題、困難じゃないかと思います。

それはそうですが、実際かなり多くの時間を費やして
審査してますよ。なんだかんだで一ヶ月。

1次審査、2次審査、検討会議に、本審査と4段階もへて、
ちょっとづつ絞り込んでいっています。

困難ですが、出来る範囲で。

[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
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#122   2002/05/16(木) 10:35   投稿者: かまた ゆたか   参照記事: 119


>  そういう意味で、どこをどう褒めているのかまったくわからず「私は腰原さんファ
> ンだからOK!」とだけ書かれている「感想」について、これだけで良しとするの
> は、あまりにも、なんだかさっぱりわからなすぎるのではないでしょうか?という
> 事です。

なるほど、ひぐちさんが引っかかっているのは、むしろこの点なの
でしょう。

それに対する回答は、既に新明解さんとたかつからされているとおり
です。

>作品評価については、作品の総合的な完成度とかは、文章としては、
>なかなか、書きにくいことも多いと思います。
>その評価点と感想本文とはどうも一致しないなと
>思うことはよくあります。

>「全審査員がそこそこの点をつけている」という状態でした。
>「無難にまとめてあり、加点要素はあまり無いが、減点要素も
>多くない作品」であるということは否定できません。

ということです。
実際、個々の審査員の評価を見ても、点数は高いのにコメントは
ボロクソとかその逆ということはよくあります。

この作品の場合、特にきわだってよい点はないが、全体的に
そこそこなので評価としては入選。でも、腰原さんだったら
もっとできるだろうという意味もこめて、感想としては
ボロクロという結果になってしまったのだと思います。

ご理解いただけましたでしょうか。

[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
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#121   2002/05/16(木) 09:29   投稿者: いしかわ   参照記事: 120

新明解さんはホントにスゴイですね。
私は嫌われるのが怖くて批評なんてできません。(笑)

ひぐちさんもすごいですー。
あんな文章私にはかけませーん。(>_<)
でも、制作者でないからこそ、客観的に見れて、
むしろそういう方の辛口な感想を実は見たかったりする今日この頃。

私も来年は予告流して「これも、アナタの拍手にかかっている」って
やっちゃおうかとも思いました。(^▽^)

[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
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#120   2002/05/16(木) 04:17   投稿者: ひぐち   参照記事: 116


 新明解さん、回答ありがとうございます。
 御意見、非常にもっともだな思いながら、読ませていただきました。

 新明解さんの 「DoGAアマチュアCGAコンテストの作品感想」ページ、実は以前か
ら見させていただいています。 作品に対する批評や感想を書くのは非常に難しい
事なので、そのようなページを作成している新明解さんを、素直にすごいな、と思っ
ています。


 かまたさんに対する書き込みにも書いたのですが、「批評」といってもガッチガ
チに論理のみ哲学のみで書くって事ではないんですよ。一般紙に載っている映画批
評や音楽批評、新聞に載っている番組批評くらいでいいんです。(「批評」という
言葉の選択が、まずかったですかね)

 「直感を補完する形で作品分析や批評がある」というのは同意見です。 論壇な
どには理屈最優先という人もいるようですが、他者に見せることを前提とした作品
にとって、受け手の直感は一番大事な事だと思います。 そして、それを他の人に
伝える手段が「批評」であると思います。

 ツーカーの仲であれば「これ、いーよー!すごく!」でも十分通じるのですが、
第三者が読むことを前提とした審査員による意見がこれでは、マズいのではないか
なあ、と思うのです。 事実、ほとんどの作品について「これ大好き!」「これは
嫌い」というダケでなく、一般性のある感想、批評が掲載されています。


 だから「今の審査方法でいいのではないか」という御意見にも、ほとんど同意で
す。ただ、今回のように「ほとんど理由らしい理由も明かさず入賞」というケース
があると、あれれ?と思ってしまうのです。

 確か前回「作者コメントが多すぎて審査員コメントが入りませんでした(笑)」
というものがありましたが、実はあの時も、今回書いた意見と全く同じ事を思って
いました。おふざけにしても、あんまりだな、と。

 以前、DoGA側から「いっそ解説本に評価は一切載せない事にするか」というよう
な意見もあったと記憶しています。現実にそうなった場合、私としても意見の出し
ようがないのですが、でもそれは非常にサミシイ(私が意見を出せないことがでは
なく、審査員の方のコメントが読めない事が)ので、いままでの通り意見は載せて
欲しい。そしてその意見は、意味のある意見であって欲しいと思っているのです。



>そして、質的向上を願うのなら、審査のあり方を批判するだけでなく、
>各作品について、いろいろ考えたことを、掲示板に書くなり、
>Web等で公開することの方が有効ではないかと私は思います。

 この意見は非常に耳が痛いです。全くその通りだからです。
 ただ言い訳をさせて頂ければ、作品に対する意見は、私の他にも沢山の人が書い
ていますし、私と同意見の人も多いのです。いまさら私が書き込んでも同じ事の繰
り返しでしかなく、それならば、私は私に出来ることをしよう、と、このような書
き込みをしました。





>なんか、私の書き込みが、ひぐちさんの意見に反論する形に
>なってしまっていますが、感想書き屋(←おいおい)の私としては、
>ひぐちさんの意見を、非常に興味深く読ませていただいています。

 いえいえ、反論といっても私の書き込みを理解して書いてくださっているもので
すから、同意見、反対意見にかぎらず、とても嬉しく思ってますよ。

 単に「お前ウザい!」とか書かれるのだったら困りますけどね(笑)。





 ひぐち

# 個々の作品評を書いた感想ページも作ってみたいのですが、これは根気がないた
#め、いつも思うだけになってしまいます。あと新明解さんと違って、実作者でない
#という点も、なんだか偉そうな事言えないなぁ、と尻込みしているとういのもちょっ
#ぴりあります。


[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
[パスワード: ]
#119   2002/05/16(木) 04:13   投稿者: ひぐち   参照記事: 114


 かまたさん、非常に丁寧な回答を頂き、ありがとうございます。
 いくつか思った点などありますので、もう少しだけ書きこませていただきます。


 まず先の文章に一部修正させて頂きたいと思います。

誤>腰原仁志さんの「NextGeneratino」及び当作品に対する評についてです。
正>腰原仁志さんの「NextGeneratino」に対する評についてです。

 入賞に反対しているワケではない、と書いておいて、これではなんだかよくわか
りませんでしたね。



▼感想と批評のバランスについて
 「一般的意見8割:専門的意見2割」というバランスで審査を行うという事はわ
かりました。私も、それくらいのバランスが一番いいと思います。

 かまたさんは「一般の人の意見=感想」「専門的な尺度での意見=批評」という
ように言われているようですが、私の言った感想と批評は少し違います。

 「批評」と言っても、すべてガチガチな技法論ばかりではありません。「好き/
嫌い」というダケの意見である「感想」に対しての、「一般性を持って、普通の人
に意味の通じる意見」を「批評」だと思っています。

 そういう意味で、どこをどう褒めているのかまったくわからず「私は腰原さんファ
ンだからOK!」とだけ書かれている「感想」について、これだけで良しとするの
は、あまりにも、なんだかさっぱりわからなすぎるのではないでしょうか?という
事です。

 他の作品が「造形に味がある」「ストーリーがよく練られている」「カットの構
成がうまい」「独特の美意識を確立している」「完成度は郡を抜いて高い」などと
されているのに対して、あまりに特殊だなぁ、と感じてしまうのです。



 それと「審査指針」について、完全に誤読をしておりました。確かに『上映会や
ビデオをご覧になる方々から広く、強い支持を得る作品、“自分もこんなCGアニメ
を作りたい!”と思わせる作品を高く評価する』となっていましたね。この「上映
会やビデオをご覧になる方々」の部分を、先の開催趣旨の「広く一般」と混同して
いました。

 この誤読からもたらされた意見がどのような意見だったかというのを書きます。

 私は(私も含めて)DoGAのコンテスト会場に来たりしているのは「一般」という
より「かなりコアなCGアニメファン」だと思っています。

 DoGAの上映会では商業アニメや話題の自主制作アニメ(例えば「ほしのこえ」等)
のパロディ作品が上映される事はありませんでしたが、もし万が一そのような作品
が上映されるような事があったとしたら、おそらくものすごくウケてしまう客層で
はないかと思います。拍手君で集計した場合、おそらくかなり上位を占めてしまう
のではないかと、そう思います。

 そういう「コアなファン層」に向けたファンサービスは、一般的な意味で言うファ
ンサービスというより、むしろ「内輪ウケ」的なものだと思い、そうであるならば
「広く一般」からはむしろ喜ばれないのではないか。そんなふうに考えていたので
すが…。

 確かに自主制作作家さんたちに「やってやるぜ!感」を提供するというのは極め
て正しい事で、なんかちょっとズレた事書いちゃったかなぁ、とトホホ感にさいな
まれています。すいません。



 ただ、腰原さんの作品が会場に来られる多くの人の評価を得る作品であり、その
ような作品を入選させるという事は非常によくわかるのですが、差し出がましいこ
とを言わせてもらえば、それでももう少し、どのような理由で選ばれたのかを(他
の作品と同程度に)はっきりさせる事は、腰原さんに対しても、落選された多くの
作家さんに対しても、必要な事なのではないかと思います。




 ひぐち

#DoGAでは決して上映される事のないパロディ作品ですが、万が一大物CGA作家
#の手によるパロディなどがあったとしたら、私も鼻水が出るほど大爆笑しま…、
#すると思います。


[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
[パスワード: ]
#118   2002/05/16(木) 01:35   投稿者: たかつ   参照記事: 113


>  非常に長い文章になってしまいましたが、要するに「『私は腰原さんファ
> ンだから一般性がなくてもOK』という評価を審査員がするのはいかがなも
> のでしょうか」という疑問です。

入選・佳作・入賞ラインを決める審査は、各審査員に10点満点で点数を付けてもらい、
その合計点で判定を行いました。

それに対し、「言いたい放題」の方は上記審査とは別に、各作品ごとのコメントを
後から提出してもらい、それをまとめたものとなっております。

ですから、「言いたい放題」に書かれている内容と、実際の評価とは、それほど
密接に結びついているわけではありません。

では、実際にはどうなっているかということですが、審査の詳細を明かすわけにはいきませんが、
「Next Generation」の評価点を見てみると、「少数の審査員が高い点を付けている」
ということはなく、「全審査員がそこそこの点をつけている」という状態でした。

解説本で書いたり上映会場でも話している内容ですが、今年は
---解説本より引用 ここから---
 すると、作品Aについては、ストーリー派は高い点をつけ、アート派は低い点をつける。また作品Bについては、ストーリー派は低い点、アート派は高い点。そして、これを単純に合計すると、作品A,Bともに、平均的な点数になってしまいます。
 それに対して、どの審査員もそこそこの評価しかしない作品Cが、合計点では作品A,Bを大きく上回ることもあります。
---解説本より引用 ここまで---
という傾向がありました。

正直な話、私も「Next Generation」はそれほど高く評価していないのですが、それでも、
「無難にまとめてあり、加点要素はあまり無いが、減点要素も多くない作品」
であるということは否定できません。
そういう手堅くまとめた作品に対し、「言いたい放題」で書かれたような理由で減点されて
いったが、それでも全審査員がそこそこの点を入れたために、なんとか入選ラインに残った、
というのが「Next Generation」が入選した理由だと思います。

#ただし、東京会場での会場審査特別賞は反則だと思います。あれを理由に
#「上映会にて強く支持された」とは言えないでしょう…



[この記事に返信]

補足
[パスワード: ]
#117   2002/05/15(水) 21:52   投稿者: 新明解(加藤雅敏) (ホームページ)   参照記事: 116

なんか、私の書き込みが、ひぐちさんの意見に反論する形に
なってしまっていますが、感想書き屋(←おいおい)の私としては、
ひぐちさんの意見を、非常に興味深く読ませていただいています。

それから、今年もとりあえず、外伝の方の感想が書き上がりました。
入選作品の方はもう少し先になります。
相変わらず、かなり偏った感想ですが、興味ある方はどうぞ。

ホームページのリンク先に感想ページがあります。

[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
[パスワード: ]
#116   2002/05/15(水) 20:59   投稿者: 新明解(加藤雅敏) (ホームページ)   参照記事: 113

ひぐちさん

私はDoGAコンテストの審査は今まで一度もやってませんが、
ここ数年、毎年、入選作品や外伝作品の感想文を
書いているものとして、思ったことを書くことにします。

作品評価については、作品の総合的な完成度とかは、文章としては、
なかなか、書きにくいことも多いと思います。
私も、毎年の感想文を書くときに、一応評価点を付ける試みを
していますが、その評価点と感想本文とはどうも一致しないなと
思うことはよくあります。
でも、作品的には、この作品より、この作品の方がいいと思うという
ことはあるのです。

> 公の場でのコンテストにおける作品の評価は「感想」
> ではなく「批評」によってなされるべき、と考えます。

批評というのは非常に高度な技術と、かなり多くの時間を要します。
DoGAのコンテストのように、膨大な応募作品の中で、
審査する側が、一つ一つの作品について、理性的に、
細かい批評をするのは、実際問題、困難じゃないかと思います。
どれを入選させるかは、私は、結局は、乱暴ですが、
最後は、各自の直感で決めるしかないと思います。
詳しくは知りませんが、乱暴な言い方をすれば、結局は、
審査するみなさんは、感じた直感を心の中で、点数化して、
それを集計した結果で、入選や入賞が決まっているのではないか
思います。それは時には言葉ではあまりうまく表せないことも
あるでしょう。

でも、そのやり方が、なんとなくそれほどは間違っていない
気がします。(いや、たとえ間違っているとしても、それ以外の
やり方はないのです)

その直感を説明したり補完する形で、作品分析とか、批評があると
考えてもいいのではないでしょうか。
そして、「感想」というのも結構その作品の面白さを、
直感的に言い当てている面があり、確かに批評というものとは
異なるものですが、作品を評価する上で重要な要素だと思います。

私の場合、たいていは、まず作品を観た後に、
評価点を付けてみて、その後、何が良かったのか、
何が問題なのか、作品について色々考え文章化した後に、
再度評価点を考え直すというやり方を取っていますが、
その時、評価点が、第一印象の時と、変わってしまうことがあります。
でも、なぜだか、さらによく考えてみると、第一印象の時に
感じた評価点の方が合っている気がするのです。

私は、今までも、これからも審査内容について批判的なことは
書くことはありますが(笑)、おおむね、今の審査方法でいいのでは
ないかと考えます。

そして、質的向上を願うのなら、審査のあり方を批判するだけでなく、
各作品について、いろいろ考えたことを、
掲示板に書くなり、Web等で公開することの方が有効では
ないかと私は思います。

そこで、毎年、色々考えながら、感想文を仕上げています。
毎年やってることですが、なかなか、うまい感想が書けなくて
苦労してますが…。

外伝ビデオが出るようになって、より多くの作品が日の目を
見るようになりましたが、例えば、外伝の作品の方が
面白いじゃないかと、多くの方が感想を書くようにすれば、
その作者にとっては、選外になったという事実以上に、
その感想が制作の糧になるのじゃないかと、思っています。

さらに長文で申し訳ありません。


[この記事に返信]

Re: 似てる?
[パスワード: ]
#115   2002/05/15(水) 17:47   投稿者: 田中 (ホームページ)   参照記事: 112

> 次は誰とも似ないように変なのにしよう(笑)。

それは楽しみですね!
私もそうしないと・・・ってまた似てたりして(笑)

> きっと田中さんもPS2のICOとかパンツァードラグーンで泣ける人だ(笑)。

ピターリ、どっちもハマりましたヨ!


[この記事に返信]

Re: 入賞作品の評価基準についての疑問です
[パスワード: ]
#114   2002/05/15(水) 10:42   投稿者: かまた ゆたか   参照記事: 113

大変ごもっともで、鋭いご意見、ありがとうございます。
このような意見を頂いて、うれしいです。

でも、説明が難しいです。

コンテストに限らずイベント等のプロモーションには、
目的や意図というものがあります。(意図がわかんない
のもありますが)

その目的や意図に応じて、イベント内容も変わりますし、
審査も選ばれる作品も変わります。

その点、当コンテストの場合、CGアニメの楽しさを多くの
方に知っていただきたい、多くの方々が制作にも参加して
もらいたいという目的です。

(また、上映会は、年に1度の自主制作CGアニメのお祭、
CGアニメ作家達のPRの場という面もあります。)

ひぐちさんのご意見を要約している文は、
>公の場でのコンテストにおける作品の評価は「感想」
>ではなく「批評」によってなされるべき、と考えます。
になるかと存じます。

確かにそういったコンテストもありますが、私はすべての
コンテストでそうあるべきとは限らないと思いますし、
CGアニメコンテストにおいてもちょっと違うと思います。

というのも、上記のような主旨で行う場合、評論家達の
ものすごく専門的な尺度で審査を行って、来場者などの
一般の方々の感覚と大きくずれてしまうのはよくないと
考えています。

つまり、私としては、審査員にも批評だけでなく、感想的な
面もどんどん入れていただいています。

審査員は、来場者やビデオを見る方々の代表という面を
持っています。意図的に、CGアニメとは直接関係ないような
専門家(?)も入れているぐらいです。

理想的には、80%ぐらいは一般の感想と一致して、20%ぐらい
専門的な見方を示し、「なるほど、そういう見方もあるんだ
なぁ」と思っていただけるぐらいの線を狙っています。

何しろ審査指針は、
「上映会やビデオをご覧になる方々から広く、強い支持を
得る作品、“自分もこんなCGアニメを作りたい!”と思わせる
作品を高く評価する」
と明記しているぐらいですから。

腰原仁志さんの「NextGeneratino」についても、多くの
ファンに指示されるという点で、入選の価値は十分に
あるかと存じます。

それが証拠に、この作品は東京会場にて、会場審査特別賞を
受賞しています。まさしく、上映会にて強く支持される
作品なわけです。

もちろん、これは、ひぐちさんが間違っているとかいうのでは
なく、いろんな主旨で、いろんなコンテストがあるべきだ
ということかと存じます。

確かに一般的なコンテストとしては変かもしれませんが、
CGアニメコンテストは、ファンの方々の感想を重視した
コンテストなのです。

[この記事に返信]

入賞作品の評価基準についての疑問です
[パスワード: ]
#113   2002/05/15(水) 03:39   投稿者: ひぐち



 第14回CGAコンテスト上映会、及びコンテスト入選・外伝ビデオ、と
ても楽しく観させていただきました。 今回もまた、レベルの底上げが感じ
られ、とてもよかったと思います。

 ただ、非常に納得のいかなかった点があるため、文章にまとめてみました。
腰原仁志さんの「NextGeneratino」及び当作品に対する評についてです。



 はじめに断っておきますが、この作品が入賞した事それ自体に対する反論
ではありません。審査員がその判断基準に於いて、私を含む視聴者に対して
もっともだと思える理由を持ってして入賞させたのならば、まったく問題は
ありません。
 私が納得できないのは、そのような理由が全く見えなかったからです。

 まず、私は当作品のシナリオやモーションをあまり高く評価していません。
 これらは、解説本「いいたいホーダイ」でも複数の審査員が同様の評価を
しているように、世間一般の感覚から遊離した意見ではないかと思います。

 それでも、それ以上の価値を認められての入賞であるなら納得できるので
すが、少なくとも解説書には、そのような批評は掲載されていません。



 なにより問題なのは

◆『腰原ワールド全開。まさに腰原ファンのためだけの作品。一般性が弱い
◆のを私的するのは、”言うだけ野暮”。私は腰原ファンだから、全然OK!』

という審査員の意見です。

 「いいたいホーダイ」は「感想や評をそのまま収録」しているとの事なの
で、この感想が掲載されているのだとは思いますが、これ以外に褒められて
いる点がひとつもない以上、どうもこの一点のみで評価されているのではな
いかと感じてしまいます。

 「DoGAの審査はコレコレこのようになっていなければならない」などと傲
慢な事は言えませんが、公の場でのコンテストにおける作品の評価は「感想」
ではなく「批評」によってなされるべき、と考えます。

 「これが好き」というのは「批評」ではありません。
 「批評」とは、すべからく理性に依って導き出されるべき評価であって、
「感想」とは全く別の物です。算数が好きな人でも嫌いな人でも「1+1=2」
であるというのが「批評」と「感想」の違いです。



 もちろん観客やファンの立場で「感想」を言うのは、全く批判される事で
はなく、むしろそれが正しい事だと思います。 しかし、審査員という立場
であれば、求められる意見はその立場に見合った一般性や論理性が求められ
べきだと考えます。

 そしてなにより、このような選評は、コンテストに応募した全ての作家に
対して失礼だと考えます。 映像作品として、総合的に質の高い作品を作ろ
うと、必死に作品制作にあたっている多くの作家さんに対して、このような
価値基準で入選/落選を決定づけられるのであれば、作家の誠実さに対して、
非常に失礼です。

 「CGアニメコンテスト」開催趣旨に『自主制作CGアニメ作品の発表の
場を設け、広く一般にPRするとともに、その質的向上を促進する』とあり
ます。

 審査員が「私は好きだから」という理由で入選させてしまう事は、一般に
対するPRや質的向上の促進とは全く逆の価値観だと思います。これは、と
もすれば作家である腰原さん本人に対しても失礼になるのではないかと考え
ます。「質的向上の促進」どころか、いってみれば「質」を不問にしている
ような感想だからです。


 非常に長い文章になってしまいましたが、要するに「『私は腰原さんファ
ンだから一般性がなくてもOK』という評価を審査員がするのはいかがなも
のでしょうか」という疑問です。

 よろしければ、DoGAの方の御意見をお聞きしたいと思います。
 勿論、こちらの掲示板にいらっしゃっている方の御意見も聞かせていただ
ければ、嬉しく思います。

 長文、失礼しました。


[この記事に返信]

Re: 似てる?
[パスワード: ]
#112   2002/05/14(火) 20:36   投稿者: NOB (ホームページ)   参照記事: 109

> なんか「月の街」と「雪の日」って似てません(笑)?

僕も最初ビデオをみて「あちゃー」と(笑)。
ストーリーがなんだかよくわからん、というのも似てますね(自爆)。
次は誰とも似ないように変なのにしよう(笑)。

> 「月の街」は日常会話の裏にある深い悲しみの
> 表現力が素晴らしくて凄い好きです。
> 次回作も頑張って下さいね。

ありがとうございます。そんなこと言われると泣いちゃいますよ(笑)。
雪の日、僕も好きです。つか作風が同じだと好きなものも似てるもんなんすかね。
きっと田中さんもPS2のICOとかパンツァードラグーンで泣ける人だ(笑)。

[この記事に返信]

Re: やっぱりヤバかった挿入歌
[パスワード: ]
#111   2002/05/14(火) 14:42   投稿者: 森山昇一   参照記事: 102

> やはりアレは議論の余地無くヤバいですね。

いやーでもあの俗語表現は英語圏の物なので、日本人的には気に
ならない人もいるかもです。(そうか?)

また「子猫」とソレとを掛けてあったりとか芸が細かい、と実は内部
での評判も上々…って誉めてどーするかな私。


次回作、期待しております。


[この記事に返信]

Re: Re:こちらこそどうもです
[パスワード: ]
#110   2002/05/13(月) 13:34   投稿者: かまた ゆたか   参照記事: 107


> では、僕は亜空間から捲り差すことにします。
> ほしのこえをぶっ飛ばせ!!おらあ!

確かに「ほしのこえ」と「麻雀マン」では、
方向性が亜空間ぐらい違いますね。(笑)

[この記事に返信]

似てる?
[パスワード: ]
#109   2002/05/13(月) 08:56   投稿者: 田中 (ホームページ)   参照記事: 107

初めましてこんちは、「雪の日」のタナカです。

なんか「月の街」と「雪の日」って似てません(笑)?
・タイトルが似てる
・カップルが主人公
・その男の方が死にそう(雪ではマジ死亡)
何か共通点が色々あって親近感あるなーとか思いました。
いや、別に深い意味は無いんですけどね。

「月の街」は日常会話の裏にある深い悲しみの
表現力が素晴らしくて凄い好きです。
次回作も頑張って下さいね。

山岸さん大阪レセプションではぐったりしてましたね。
お疲れだったんですか?

[この記事に返信]

Re: ありがとうございます
[パスワード: ]
#108   2002/05/13(月) 04:34   投稿者: 山岸   参照記事: 55

麻雀マンの山岸です。

一番頑張って描いた画が、
やっちまえーカットのおっさんでした。

[この記事に返信]

Re:こちらこそどうもです
[パスワード: ]
#107   2002/05/13(月) 04:23   投稿者: 山岸   参照記事: 99

レセプション時は酔っていて、
誰が誰で誰にCDを渡したのか、
よく分かりませんでした。あああ。

しかし、ほとんど寝てた大阪会場よりは
かなりの達成感を得ました。良かった〜。

>打倒ほしのこえ!!次元をこえろ!!という感じでひとつ(笑)。

では、僕は亜空間から捲り差すことにします。
ほしのこえをぶっ飛ばせ!!おらあ!


[この記事に返信]

Re:イエー!ありがとござます。
[パスワード: ]
#106   2002/05/13(月) 03:57   投稿者: 山岸   参照記事: 90

とびたさんの「おねーちゃんとぼーや」の
ファイティングぶり、いかすぜOKでした。

アニメをロックンロールにまで昇華させること
が自分の使命である。と、今決めました。

これからもぶっ飛ばしましょう!

[この記事に返信]

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