↑上や←左のタブでコンテンツを選べます

DoGA日記

「DoGA日記の逆襲」は、日々のDoGAの活動というか生活を、DoGAのスタッフが徒然なるままに日記風に記していくコーナーです。感想などをBBSの話題にしていただければ幸いです。
2009年07月の日記 2009年09月の日記 最新の日記

2009年08月の日記

27日審査の秘訣 24日取り急ぎの仕事 18日1+1=?(後半) 11日1+1=?(前編)
6日二次審査 ボーダーライン 4日裁判員制度 1日会場と日時

●「審査の秘訣」  8月27日(木)   記入者: かまた ゆたか

なんたら学生映画祭を運営している学生さんから
電話がある。

「アニメ作品は、どのように審査したらよいでしょうか?」

…こんな問い合わせは初めてだ。(笑)

はっきりいって、審査方法というのは、各コンテストの
企業秘密(?)だと思う。
やはり、いい加減なコンテストは、審査方法もいい加減だ。

CGアニメコンテストの場合、先日のこの日記でも、
一次審査、二次審査の工夫をいくつか紹介したが、そういった
試行錯誤のノウハウってのは、確かにある。
だから、その辺の本当の秘訣については、公表したくない。

とはいっても、わざわざ学生さんが、勇気を振り絞って(?)
電話してくれたのだから、むげにもできまい。
簡単に電話で説明できる範囲で説明しておく。
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090827kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090827kama


●「取り急ぎの仕事」  8月24日(月)   記入者: かまた ゆたか

 急いで対応しないといけない仕事が
10件以上になると、焦ってくるが、
20件以上になってくると、もう焦らなくなる。

現在、27件ある…。

しばらく、日記の更新が滞るかも。
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090824kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090824kama


●「1+1=?(後半)」  8月18日(火)   記入者: かまた ゆたか

ということで、
“各々の項目ごとに審査をして、その合計値を作品の評価とする”
という新しい審査方法を、実際にやってみた。

ところが、これぞまさに典型的な“机上の空論”。

一見理にかなっているかのように見えるが、実際にやって
みると、全然ダメだ。

まず、“10項目あって、それぞれ+−1点なので、最高10点、
最低−10点になる”と考えたのだが、そうはならない。

ほとんどすべての作品は、いくつかの項目で○がつき、
いくつかの項目で△がつき、ときどき◎や×がつく。
その結果、集計すると、みんな同じような点数になるのだ。

さらに、僅差とはいえその合計点で、作品を並べてみると、
高く評価したい作品が下の方になってしまったり、要するに
自分の感覚と全然違う結果が出てしまう。

う〜ん、映像作品の評価は、単純な算数では推し量れない!

ということで、結局従来の審査方法でやり直しに。
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090818kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090818kama


●「1+1=?(前編)」  8月11日(火)   記入者: かまた ゆたか

CGアニメコンテストの二次審査が終わり、本審査に進む作品が
決定。

ただ、一次審査の様子というか、例年の傾向として、DoGA内の
審査では、ギャグというか、“おもろいかおもろくないか”という点が
重視し過ぎているように感じた。

当コンテストの審査指針は、解説本にも明記されているように、
ストーリーやテーマ性、映像センス、芸術性、エンターテイメント性…
などを総合的に判断することになっているのに。


そこで、二次審査の方法を抜本的に改めることを提案してみた。

・まず、上記の「ストーリー」、「テーマ性」、「映像センス」など等、
評価すべき主なポイントを9個選び、最後に「その他」という
項目を加えて10項目用意する。

・各々の項目ごとに審査をして、その合計値を作品の評価とする。

…というやり方だ。
これなら、各審査のポイントが順当に作品に反映するはず。


ただ、本審査の審査員の中にも、そういったやり方をされる方が
いらっしゃったのだが、少し問題があった。

例えば、純粋アート映像作品などでストーリーが特にない場合、
「ストーリー」の得点が0になってしまう。また、一発ギャグ的な
作品に「芸術性」や「テーマ性」を求めても仕方がない。
にもかかわらず、特定の項目が0になると、合計点ではきわめて
不利になってしまうのだ。


そこで、今回の二次審査では、さらに一工夫してみた。

・個々の項目ごとに、×、△、−、○、◎の5段階評価をする。
    ◎:ものすごい。特筆に値する。
    ○:評価に値する
     :平均的レベル
    △:若干難がある
    ×:ひどい。問題がある。

・その項目の審査をしても仕方がない場合は「−」。

・合計点を求めるときは、
    ◎:1点
    ○:0.25点
     :0点
    △:-0.25点
    ×:-1点
と計算する。

これなら、「ストーリー」点がなくても、減点にはならない。

完璧な審査方法だ。
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090811kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090811kama


●「二次審査 ボーダーライン」  8月6日(木)   記入者: かまた ゆたか

一次審査も大詰め。

一次審査、二次審査は、DoGAのスタッフと、若干の外部の方を
招いて行っております。

評価指針は、自分の好みとかは関係なく、単純に“昨年この作品が
応募されていたら、入選したと思うか?”で採点します。
  5:入賞は確実。もしかしてグランプリ狙えるかも。
  4:これは入選確実でしょ。
  3:入選か選外かちょっと微妙。
  2:これはまぁ、選外でしょ。
  1:それ以下。
となっています。

でもって、例年の二次審査通過ラインは、自然と「2.8」ぐらいに
なります。“入選か選外か微妙だけど、まぁ選外かなぁ”ぐらいの
作品までを本審査にかけているということですね。

そして、本審査の結果、「3.7」ぐらいまでの作品が入選しています。


しかしながら、今年な異様にレベルが高く、また尺の長い作品が多く
なっています。ですから、本審査に持って行けるボーダーラインは…
えっ、この調子でいくと、「4.0」ぐらいになる?
いくらなんでも、計算間違いしてないか? …いや、合ってるよな。

ということは、本審査では、DoGAのスタッフが全員入選確実と評価
した作品が、たくさん落とされるということ?

あっ、私が個人的に気に入って、“佳作ぐらいにならないかなぁ”と
期待した作品、このままでは本審査にも進めないやん。
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090806kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090806kama


●「裁判員制度」  8月4日(火)   記入者: かまた ゆたか

 昨日、日本初の裁判員制度による裁判が行われたことは、
ニュースで大きく取り扱われていた。で、この日本初の裁判で
使われたCGって、瀬尾さんが作ったそうだ。

 この話は、昨年のCGアニメコンテストでもしたけど、東大
医学部の瀬尾さんは、一昨年のCGアニメコンテストに応募され、
残念ながら選外になりました。
 で、瀬尾さんが上映会に来たときに、「将来医者になる予定
なので、CGをしていても仕方がない。もうこれでやめようと思う」
と言ったのに対して、私とたまたま横にいた比嘉さんで、
「いやいや、CGが作れる医者なんて、日本には1人もおらん
やろうから、これは将来絶対活用できるで。」と説得した。

 でもって、昨日の記事。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090803k0000m040096000c.html 
“瀬尾さんのように医学とCGの知識、技術を持つ専門家は他におらず”

 そのまんまやん!


 ただ今、CGアニメコンテストの審査をしており、すばらしい作品を
多数お送り頂いておりますが、パーソナルCGアニメの方向性ってのは
もっといろいろあると思います。
  
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090804kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090804kama


●「会場と日時」  8月1日(土)   記入者: かまた ゆたか

 大変遅くなってしまいましたが、やっと会場と日時が
確定しました。

◎第21回 CGアニメコンテスト 入選作品上映会
 日時:    9月26日(土) 13:00〜18:00

◎CGアニカップ 日・仏親善試合
 日時:    9月27日(日) 14:40〜19:00

※両会場: 京都コンピュータ学院(KCG)
     京都駅前校本館 6階 大ホール
http://www.kcg.ac.jp/facilities/schoolhouse/ekimae.html

 新幹線と東海道線に挟まれて建っていますので、
大阪方面からJRで来られる方は、京都駅に着く寸前に
よく見えます。

 さて、告知が遅れた最大の理由は、実は9月27日って、
KCGさんのオープンキャンパスの日で、大ホールも使用
されるのです。

 で、いろいろ協議を行った結果、14:00まではKCGさんが
使う。そして10分で退出していただき、30分で入場して、
2:40スタート…というわけ。

 終了が19:00と遅くなってしまうけど、そんな事情なんで
お許しください。
 
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200908.html#20090801kamaです
この日記には個のコメントが付いています  この日記へのコメントを読む   この日記へのコメントを書く
 
この日記には件のトラックバックが付いています  トラックバック一覧
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20090801kama



 
2009年07月の日記 2009年09月の日記 最新の日記