よみもの

DoGAも参加していた文部科学省の知的クラスター創成事業は
五カ年計画で、今年が最終年度。
ということで、５年間の研究、開発成果を、担当大学である同志社に
報告してくる。

文科省の予算ということは、要するに税金だ。DoGAとしては、
“税金の無駄遣い”と言われないように、意地でも頂いた予算
以上の成果を出してやる！とやってきた。

メインは、教育機関用のCGアニメ入門教材の開発、つまり
「DOGA－Eシリーズ」の開発だが、おかげさまで多くの教育
機関で導入された。それを教材費として換算すると２億円程度。
これだけで、頂いた研究費の○倍になる。
他にも、「タイムマシンナビ」などの成果も出ている。
（研究費以上に開発費をかけて、DoGA的には赤字だが）

その辺はクラスター本部にも評価されているようだ。
次期クラスター事業にもぜひ参加してくれとのこと。

そこで、新しい研究テーマを提案する。

DoGAが設立された約20年前、当時私は学生だったが、
当初いくつかの企画を考えた。それはCGアニメコンテストで
あり、CGアニメの入門環境の整備（L,Eシリーズ）であり、関西の
CGアニメの拠点作り（日本橋CGアニメ村）などだ。

来年からスタートする新しいテーマは、その当初考えた企画と
しては最後のプロジェクトとなる。だが、実現はなかなか難しい。

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