よみもの

　京都太秦で開催された「京都映画・映像市」というイベントに
参加してきた。

　実はどういうイベントか、今ひとつ理解していなかったのだが、
要するに全国から時代劇の企画を募集し、プレゼンしてもらい、
映画監督やプロデューサが指導するというもの。
　人材育成イベントとしてはなかなかおもしろい。

　ただ、集まった企画の内容はさておき、プレゼンが下手すぎる人が
多かった。ただ、“私はこんな作品を思いついた。作ってみたい”
というだけ。

　ストーリーを延々と読み上げる前に、どんな作品なのか、２，３行
でわかりやすく提示して欲しい。
　商業映像作品の企画のプレゼンである以上、劇場映画なのか
TVなのか、尺は何分ぐらいなのか、どんなターゲットを狙った企画
なのか、予算規模はどのくらいかは述べて欲しい。

　しまいには指導する側が“本当にやる気があるのか？聞いていて
不愉快だ！”という発言まででる始末。

　とはいえ、商業作品の場合、監督自身がプレゼンをする必要って
あんましないよなぁ。ふつう、そういうのは、プロデューサ等の仕事。
やはり、企画を実現するには、よいプロデューサを見つけるのが
先決かと。

この日記のURLはhttp://doga.jp/2010/reading/diary/201002.html#20100214kamaです
この日記には